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タイの携帯事情 アジアのスマホ

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各国の携帯事情を調べるのが仕事なのか趣味なのか判らなくなってきてる。先日もタイ、インドの状況を見て来た。

タイは急速な経済発展から携帯電話の普及が進んでいるが、特に今年になってスマートフォン(スマホ)が人気になっている。

以前はブラックベリーが主流だったらしい。しかしここにきてiPhon4が人気を伸ばしてきているようだ。

タイといえば人口6800万人、携帯電話加入者数は9000万になる。人口より加入者数が多いのはシムカードを交換して一人当たり2台以上持つアジアに良く見られる使用方法から来ているようだ。

Advance Info Service(AIS)という会社が最大シエア5割弱である。元国営通信企業から発展したというから丁度日本のDocomoに近いのだろうか。

若い人はキャンデイバー型の第2世代携帯ではなく、一図にショーウインドーに飾ってあるスマホを「かっちょえー」といった感じで物色していた。

価格は日本よりやや高め、一人あたりの給与が月3~4万なので7万もするiPhoneを買うのは月給2カ月分だ。若い人はちょっと手が出ないだろう。しかし街ではビジネスマンを中心に結構見かけた。

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ちょっと面白いのは縁起の良い携帯電話番号とトレードする店が成り立っていること。流石風水の流れが息づいているお土地柄。日本ではアドレス機能に頼り切って携帯番号を覚える必要が無いと思っているので、この市場は新鮮に映った。

写真協力 CDI 小島AP

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