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ヴィジュアル、サウンド、テキスト、コードの間を彷徨いながら、感じたこと考えたことを綴ります。

センサ利用の遠隔料理教室が、メシマズを救う。

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25日の記事で、「遠隔料理教室」という言葉を使ってしまった。
で、ふたたび料理ネタ。突発性難聴で伏せっているので小ネタ。

料理上手になりたい人を支援するために、ITに、何ができるか。

食材の選択や、量、切り方は、動画レシピを見れば分かるだろう。中くらいのジャガイモは中くらいのジャガイモ以外のなにものでもないからだ。
だが、鍋の大きさや厚さや火力は、それぞれの環境で異なる。
材料に火が通っていないまま、調味料を入れて、さあできた、では、美味しくないうえに、中毒の危険性すらある。

そこでお薦めしたいのが、センサ利用の遠隔料理教室である。
この教室では、あらかじめ生徒宅に食材を送っておき、レシピは動画付き電子書籍として公開している。
一人の講師が、5名の生徒を一度に教えるが、5名とも同じ時間から、同じ料理を作ることになっている。
この教室の生徒になるには、温度センサ付属の鍋を購入しなければならない。手持ちの鍋の形状によっては、クリップで鍋を挟むタイプのセンサだけ購入したのでもよい。鍋に取り付けたセンサが感知する温度データは、携帯端末から、遠隔料理教室の講師のもとへ、一定間隔ごとに送信される。

講師の見つめる画面には、各生徒の、調理中の鍋の温度と時間、材料のサイズや量、それらから予測される料理の状態が表示されている。そのデータをもとに、講師は、次の手順に進むかどうかを判断し、指導をするのである。
この指導を10回ほど受ければ、少なくとも生煮えにしないコツは会得はできるだろう(たぶん)。

...といった教室を取材して、この記事を書いているわけではない。あくまでフィクション、ネタにすぎない。あしからず。

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