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Credit Suisse Global Equity Trading Platform刷新

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金融系の事例というのはなかなか一般公開が難しく、特に日本ではほとんど不可能です。

日本でもいくつか面白い金融系の事例があるのですが、公開できなくて残念です。

事情は海外でも似たようなものですが、若干日本よりは緩いかなという感じです。

表題のCredit Suisseの事例は3年前くらいから社内では、情報公開(うわさ程度でしたが)されていましたが、外部に対して話すことは許可されていませんでした。

今回それが外部公開OKとなったということで、これは画期的なことです。

あまり知られていないことのようですが、Credit Suisseはニューヨーク証券取引所、NASDAQに次ぐ3番目のグローバルエクィティトレーディング取引量を誇るとのことです。

それは、全体の約12%にもなる計算です。

株式市場は、継続的に成長しており、今後も成長することが予測されます。

ところが、数年前に処理量の増大に伴い処理が滞る事態がしばしば発生するようになったそうです。

其の後、システムを微調整しながら、だましだまし延命を繰り返してきました。

そして、ある時致命的なシステムダウンを数回起こす事態が発生しました。

このままでは抜本的な対策を行わなければ、行き詰まることが火を見るより明かになりました。

そして得られた結論は、永続データ処理をもっと高速化、スケールアップできる仕組みがいるという結論になったそうです。
(当時は、自前のメモリーデータベースを自作して、その上にシステムを構築していました。)

そして、インターシステムズのテクノロジーを利用してシステムを作り変えることを決断し、新システムの稼働を迎えることができたということになります。

結果としてスループットが大幅に向上し、容量が10倍になっても耐えれるしくみとなりました。

そしてデータ量、システムの開発、保守コストは2分の一ですむようになったとのことです。

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