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FTサーバーの進化系?

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3分の1のコストでクラスタシステムを凌駕する可用性99.99%以上を実現

なかなか興味を引くタイトルなので、早速見てみると、要するにFTサーバーで有名なストラタス社の新しいソリューションでした。

いままでのFTサーバーと何が違うかというと、従来は、ハードウェア、ソフトウェア込みでストラタス社から提供(通常はOEMでハードベンダーが提供)していたのが、ハードは通常のIAサーバー2台用意するだけということのようです。

今回、従来のFTサーバーでの特殊なハードウェア部分を仮想化技術でエミュレーションすることによって、通常のIAサーバーでもFTの仕組みが動作するようになったとのことです。

FTサーバーも価格下落が激しく、10年前くらいは、軽く数千万の単位だったと思いますが、最近では200~300万のレンジに落ちていたので、利幅も少なくなってきて、ハードを特製するよりは、コモディティ化して間口を広げたほうが得策ではないかと考えたのではないかと想像します。

当社のお客様もFTサーバーを利用されているケースがありますが、よく聞く不満としては、サーバのスペックが1世代遅れ、繋がる周辺機器(ネットワーク機器やSANなどが限定されるなどがありました。

これも特注品として出荷するための厳格な出荷前検査のタイムラグが原因だろうと想像しますが、今回どこのIAサーバーでも良いとなると、この辺の制約も取り払われるので、今後検討されるお客様も増えることと思います。

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