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e-Tax

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今年も確定申告の季節となりました。

初回は5000円の特別控除が付くとのことでしたので、今回はe-Taxで行うことにしました。

また、大量の医療費の領収書を送る必要がないというのもe-Taxにしようと考えた理由の1つです。

事前準備として電子証明書の取得とカードリーダーが必要だとのことで準備しました。

ここでカードリーダーのドライバをインストールしようとした所、OSがサポートされていない旨のメッセージが出て、インストールできません。

カードリーダーは、最近購入したのですが、要は、パッケージに含まれているドライバーインストールCDは、Windows 7をサポートしていないということのようです。

SonyのWebサイトから最新版のドライバーソフトをインストールしてとりあえずOKとなりました。

続いて、事前準備として国税局から電子証明書を読むためのサポートソフトをいくつかインストールする必要があるとのことでしたので、指示通りインストールを実施しました。

ところが、そのJPKI利用者ソフトで電子証明書を読むためにカードリーダーから読もうとするのですが、認識してくれません。

中身はFelicaなので、かざすだけでOKのはずですが、かざし方が悪いのかとも思い、いろいろと方向を変えたりしてみましたが、一向に認識してくれません。

そこで、切り分けのため、ICOCAやおサイフ携帯をかざしてみたところ問題なく読めました。

ひょっとして電子証明書のカード自体の問題かとも思いましたが、それも考えにくいと考え、ネット検索してみた所、電子証明書を読む方式は通常の電子マネー等の方式とは違っていてカードリーダーによっては、サポートしていないという記述が見つかりました。

まさか、そんな落とし穴があったかとほかのカードリーダーの購入も一瞬考えましたが、カードリーダーの購入理由のかなりのパーセンテージは、e-Taxのはずとも思い直し、SonyのそのカードリーダーのWebサイトで確認した所、当然ながらちゃんとサポートしていることがわかりました。

それで、ICカードリーダライター設定を見ると、既定は、自動検出するとなっていました。

マニュアルでは、これでOKとなっていましたが、ものは試しということでPC/SC対応を選択してみた所、何とか読むことに成功(実際この設定で動作するようになったかどうかもはっきりしません)

ここで結構つまずく人が多いのではないかと思いました。(他のカードリーダーでは問題ないのかもしれません。)

次にe-Taxの入力ですが、途中までは特に大きな問題もなく(不動産の減価償却は毎年計算方法を忘れてしまい、思い出すのにそれなりの時間はかかりましたが)、入力も終わり、最後に医療費の入力のところで、膨大な数の明細を入力しなければならないことがわかり、目の前が真っ暗となりました。 妻が事前に準備してくれたエクセルの明細をここで入力するのは気が遠くなる作業です。

それで結局、合計だけ入力する方法があることがわかりましたが、この方法では結局その明細と領収書を郵送する必要があるとのことでした。

これでは、本来の目的の1つに合致しないということになりますが、かといって1つ1つ入力する気にはなれず、医療費の明細と領収書は、郵送することにしました。

ついでに不動産分の収支内訳書も作成したことはしたのですが、本体の所得税分とマージができていなくて、別途郵送となってしまいました。

慣れないことが多かったので、いろいろ戸惑いがありましたが、年々慣れるしかないというところでしょうね。

それにしても、医療費の入力を簡略化する方法がないものか模索する必要がありそうです。

e-Taxのソフトも入力そのものは、そんなに難しくないですが、所々やはりわかりにくい所があります。(所得税申告と収支内訳書のマージなど) 税制そのものが複雑なので、いたしかたないところだとは思いますが。

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