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大腸内視鏡検診

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最近、近親者(といっても血のつながりはないのですが)が大腸ガンの手術を行ったのと年齢的にも一度みてもらったほうがよいかなというのがあって、検診を受けてみることにしました。

あとは、何かみつかったらどうしようという心配と自分の腸がどうなっているのだろうという好奇心とが入り混じった感情もありましたが、好奇心のほうが若干強かったようです。

昨日は、準備ということで、消化の良いもの、おかゆ、蒸しパン、メロンパン、素うどんなど食べるものがむちゃくちゃ限定されるなか、それを忠実に守り、指定どおり、午後8時前に夕食を終え、9時に下剤をコップ2杯ほど飲んで、就寝。

朝7時に指定どおり腸の活動を活発にする錠剤を1粒飲みました。

10時に病院にいき、早速1.5リットルの下剤を1時間30分以内に飲むよう指示され、便が透明になるまで10回くらいトイレに行けと指示されました。

腸を活発に動かすために歩く必要があるらしく、この病院は西新宿の高層ビルの1つの中にあるのですが、その病院がある階の廊下を何回かぐるぐると歩いて回りなさいと指示されました。

30分近く便意がなく、このまま便意がないままだったらどうなるのだろうと若干不安になりましたが、30分以降は、順調にこなし始め、7回目にほぼ透明となり、OKとなりました。

最終的に午後2時に検査が始まるまでに計11回とさすが下剤の威力はすごいと感心しました。

この間、ビルを20週くらいは周回したので、1周100メートル強として、2kmくらい歩いた計算になります。

さて、13時40分に呼ばれ、検査の前に鎮静剤を注入するための注射器を右手の血管に刺して装着し、テープで固定しました。

検査医が検査の前にここから鎮静剤を注入するしかけになっていました。

そして14時よりいよいよ検査が始まりました。

挿入して一分後になんともいえない激痛ではないですが鈍痛が始まり、私の感覚では、一分程度継続しました。  ここが一般的に一番つらい所のようです。

その後は、おしりの周りがむずむずする感じと時々おなかの中心が締め付けられるような痛みがありますが、なんとか耐えられるものでした。

しかし、胃カメラに比べて、腸は長いからでしょうか、時間がかかるという感じがあり、痛みはそれほどないとはいえ、早く終わってほしいと思いつつ、なかなか終わりませんでした。

最後も最初に鈍痛が走った所とおそらく同じ位置で、同じような鈍痛が襲いました。

痛みを感じつつ、そろそろ終わりが近づいたかなと思いました。

結局、横にある血圧等を表示する検査機器のモニター上に経過時間が表示されていましたが、終わった時には21分程度経過していました。

最後にお医者さんから異常なしと伝えられ一安心しました。

ついでに腸が長いこととその結果として水分がたまりやすいということを言われました。

これが、何を意味するかわかりませんでしたが、この時点では、質問する気力もなく、その後横のベツドで10分程度休憩を取りました。

最後は、結果の通知で、異常なしといわれました。

ついでに検査医が最後に言った腸が長いということについて尋ねてみたところ、人それぞれ顔形が違うのと同じなので気にするなという調子ぬけする回答でした。

病院を出る時には午後3時を過ぎており、丸一日つぶれてしまったという感じですが、なにもなくて一安心というところです。

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