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オペレーショナルBIベンダー

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日本上陸の新勢力が狙うBIの潜在需要

http://www.information-management.com/ などでも盛んに取り上げられているように2009年のITトレンドの1つとしてオペレーショナルBIがホットなトピックであるようです。

従来型のBI(トラディショナルBIとも呼ばれています)ではある程度やることはやりつくしたし、手間の割りに得るものが少ないのか、あるいは中長期の分析を行っても、世の中のスピードが加速していて意味をなさないのか、いずれにしてもBIのトレンドは、数少ないデータ分析者をターゲットとしたものからもっと間口を広げた業務担当者向けへとすすんでいるようです。

下世話な話としては、ニッチからメインストリームに踊り出るチャンスと考えているベンダーも多いのではないかと想像しています。

インターシステムズのDeepSeeは、オペレーショナルBIとは呼んでいませんが、内容的にはかぶる部分がたくさんあるように感じています。

ただ決定的にちがうのは、DeepSeeは、アプリケーションの構築時点からBI機能を埋め込むことによって、後付でBI対象データを人手を介して生成するステップを省くことによる効率を追求するタイプであるのに対して、この新興BIベンダーは、既存のデータソースをいかに手間をかけずに効率よくBIデータ構造に落としこめるかを追求しているように見えます。(詳細をリサーチしたわけではないので、完全にはずしているかもしれません。)

インターシステムズの場合は、この数年間、Ensembleという統合プラットフォームによって、いわゆるコンポジットアプリケーション開発の分野をねらってきたわけですが、この領域では、BPM(Business Process Management)によっていかにプロセスを柔軟にできるかが大きなテーマであったわけですが、その機能実装が一段落すると、そのBPM機能によって素早く組み直したビジネスプロセスが本当に意図した効果を発揮しているのかを分析したい、効果が期待を下回った場合には、何が問題か(ボトルネックを探す)を素早く分析してプロセスを改善したいというPDCAサイクルへの要求があがってきたという流れがあります。

出所が違うのでアプローチが異なっていますが、最終的なゴールは同じではないかと思います。

今後ともしばらくウォッチしておく必要がありそうです。

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