【インタビュー記事】Skype英会話ラングリッチ占部氏「英会話の楽しさを多くの人に伝えたいです」
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GREAT GEEKSのインタビュー記事、今回はSkype英会話サービスを提供しているラングリッチ代表占部氏にインタビューさせて頂きました!占部氏のSkype英会話というサービスの中に込められた想いやこだわりなどをお伝えします。
◆ラングリッチのこだわり
オンライン英会話のサービスも数多くある中で、こだわっていることが2つあるとのこと。
1. フィリピン人講師を出勤制にして授業の質を上げている
競合のオンライン英会話サービスの多くは講師はが自宅で生徒と音声通話Skypeするサービスところが多い中、ラングリッチでは講師を全員出勤してもらって授業を行なっている。
なぜこんなに手間をかけているのかと言うと、授業講師のクオリティの担保のためだという。授業の前に早めに集まって、講師向けのオリエンテーションなどを行うなど管理運用のマネジメントを強化することでより授業の質の向上を追求している。
2. 光回線による通信環境の高速化によってSkype英会話を快適に
講師に出勤してもらっている理由の1つでもあるが、ラングリッチではSkypeを使う際のネット環境に光回線を導入している。フィリピンはと言えどもまだまだネットインフラが整備されていない場所も多いため、光回線を導入することで、在宅制の他社にはできない快適な通話品質を確保に成功しているそうだ。
この安定したネットインフラがあるからこそ、先生と生徒は単なる音声通話ではなくビデオ通話を通じてよりリアルに近い形で英会話の練習が出来る。
競合となるSkype英会話サービスの多くは先生が自宅で授業をするため、先生各自のネットインフラに依存していることがほとんどだ。そんな中、"英会話を快適に楽しむ"という1点の追求のためにあえてコストのかかるやり方を選んだという所から、こだわりの程が伺える。
◆日本の受験英語は意味不明。何とかしたいと思った。
占部氏も大学生の頃から英語を勉強されていて、TOEICのスコアは985点とほぼ満点レベルだった。そんな中、家庭教師のアルバイトをしていて読んだ受験参考書に愕然としたと言う。
「何だこれ、何を言ってるのか分からない...」
英語が得意な人から見ても、日本の受験参考書は小難しい文法用語ばかりで分かりにくい。これでは英語の楽しさなんて分かるはずがない。そして何よりも、日本の英語教育そのものが機能していないという事実に危機感を抱いた。
「これではいけない。ビジネスサイドから日本の英語教育を変えていきたい」
そして自分がこのサービスを誰かに紹介する時、自信を持って薦められるものにしたかった。目指すのは、NHK英会話ラジオのような愛され方。英会話を勉強したい人がみんなこのサービスを使いたくなるような愛され方が理想的だと語ってくれた。
◆英会話の楽しさを伝えることにこだわりたい
授業で使用するテキスト1つ取っても、穴埋め形式のワークブックのような英会話の楽しさが伝わりにくいものにはしないようにしている。出来るだけ対話形式で、そこに会話をする相手がイメージできるよう心がけているとのこと。例えば、自分で解答を作成してみて、それを授業で先生に言ってみるなどだ。
やはり英語を話す上での楽しみは、コミュニケーションを取れるということが大きいだろう。ある生徒は授業を始めたら先生がいきなり「どうだい?この壁を白く塗ったばかりなんだ!」といきなり新しいオフィスの紹介をされたという。
現在フィリピンのセブ島に新しいオフィスを構えている最中なのだが、まだ完成しきっていない内装を自慢げに語ってくれたという。こういうありきたりでない、その時のリアルなコミュニケーションのような楽しさはやはり嬉しいところだ。
英語学習はえてして辛くて挫折してしまうことも多いもの。だからこそ誰かと一緒にコミュニケーションできる楽しさを感じながら英語を身につけたいものだろう。
◆同じ英語学習者としての矜持
今回インタビューをさせて頂いて思ったことは、ラングリッチというサービスが単に英会話のレッスンを提供しているサービスではなく、人と人のコミュニケーションの楽しさを知る場を提供しているのだと。
英会話の練習をするだけならばやり方はたくさんある、でも英会話の楽しさにこだわっている所にラングリッチの魅力を感じました。私も日本の英語教育を自分のできることから変えていきたいと思い、英語学習法ブログEnglish Hackerを運営しています。形は違えど、根本にある想いにはとても共感しました。
私もラングリッチの奨学生としてレッスンを受けているのですが、これからはより快適な英会話の時間をより楽しめそうです。英語についてお悩みのみなさんも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう?
◆ラングリッチについて
ラングリッチHP:http://langrich.com/
公式Twitterアカウント:https://twitter.com/LR_STARS
→英語の学習法が満載でオススメです。佐々木も定期的にチェックしています。
◆過去記事紹介
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・日本の常識は世界の非常識〜『Edu×Tech Fes 2012』イベントレポート〜
・虚構新聞バッシングから見るメディア・リテラシーのお話
・日本人のほとんどは"英語失敗組"からの再挑戦
・ソーシャルラーニングで学校いらず!?インターネット学習の現在とこれから
・今年こそは英語を学ぼうと決めた人たちへ〜1人でやらない英語のお勉強〜
・ソーシャルメディア×英語PART2〜Twitterで英語学習〜
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