第20回 Winter'17で提供されるLightning Experienceの新機能
皆さん。こんにちは。
本ブログでも何度か取り上げていますが、Salesforceは2015年秋から新しいインターフェースであるLightning Experienceを提供しています。
2016年10月にリリース予定のWinter'17では、このLightning Experienceがさらに進化することが発表されていますので、今回はWinter'17のリリースに先だって少しだけご紹介します。
※記事中の画面や紹介している機能は執筆時点での情報となります。本記事の内容は、将来的に本機能が提供されることや、記事中で紹介している動作を保証するものではありませんのでご了承ください。
メニューの位置変更
Lightning Experienceではメニューが左サイドバーに縦表示されていましたが、これがWinter'17からは画面上部に横表示されるようになります。
【Summer'16までのメニュー表示位置】
【Winter'17からのメニュー表示位置】
商談以外のオブジェクトでカンバン表示に対応
Lightning Experienceの機能で定評のあった、商談レコードのカンバン表示がその他のオブジェクト(リード、キャンペーン、契約等)にも対応しました。(※ただし、β版提供となるようです)
【商談のカンバン表示(既存機能)】
【リードのカンバン表示(新機能)】
リストビューでのインライン編集
従来型のインターフェースで提供されていた、リストビューでのインライン編集機能に対応しました。これはとても助かりますね。
インラインでの編集方法は、従来通り、編集したいレコードの項目をダブルクリックします。
変更を加えた項目は黄色くハイライト表示されます。
画面下部の「Save」ボタンをクリックすることで、編集内容が確定されます。
【リストビューでのインライン編集】
その他
その他、ざっくり確認したところではアプリケーションランチャーも(個人的に)見やすくなっていました。
【Summer'16までのアプリケーションランチャー】
【Winter'17からのアプリケーションランチャー】
ますます進化するLightning Experience
今回ご紹介した機能以外にもLightning Experienceでのみリリースされる新機能は盛りだくさんです。
また、今後もLightning Experienceでは従来型のインターフェースでは提供されない新機能がどんどん発表されると思いますので、まだLightning Experienceに移行されていない方も、まずはSandbox環境などでお試し頂くのはいかがでしょうか?