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成功する考え方シリーズ vol 8 坂本將貴氏

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今回は現ジェフ・アカデミーの指導員であり元Jリーガーである「坂本 將貴氏」を紹介させていただきます。

坂本コーチは2000年にジェフユナイテッド市原(当時)に入団し、2001年にはJ1最優秀新人賞を獲得し、現役時代には「ミスタージェフ」や「隊長」などとファンから親しみをこめて呼ばれていました。そんな坂本コーチとのインタビューから学んだことは:

  • 自分を変えないとプロでは生き残れない

ジェフに入団した一年目はまったく試合に出れなかったが、2年目の終わりごろに右サイドの守備として試合に出してもらうことができるようになった。大学時代や入団当初は攻撃型でまったく守備をやらないタイプであったが、プロで生き残るためには自分を変える必要があると考えて、こだわりを捨てて守備へコンバートすることを受け入れた。

  • 引き際を大切にする

指導者に興味があったのは確かだが、正直なところ、引退の時にはまだやれるという気持ちもあった。ただ、ジェフ以外のユニフォームを着て引退することは考えられなかったのと、今後もジェフのために何かをしたいという気持ちから、後ろ髪を引かれながらも引退をすることを決意させた。

  • 大切なことはチームへのコミットメント

もし自分がジェフの監督やコーチにになったとしたら、欲しい人物はチームに愛着を持ちコミットしてくれる選手。試合に勝っていくためには意識が非常に大事で、ジェフのために何かしようという強い気持ちをもった選手が多く集まるチーム作りが必要。自分が現役の時に他のチームで戦力外通知を受けた選手やジェフのユースから上がってきた選手が活躍し、チームがまとまり、強くなっていったイメージがある。

  • 人は揉まれないと成長しない(貪欲さが大切)

自分のカタチになったら常に点を取ってくれる選手などがいると、その選手を信頼してボールを何度でもあげることができる。そのような選手を育てるためには、早い段階で海外にサッカー留学をするのが良いのではないかと考えている。海外などに行き揉まれることで大きく成長することができると思う。

  • 子供の指導

子供時代に体が大きくてドリブルがうまくても、いずれは他の子供達も同じぐらいの体になっていくので、その子たちが自分の得意なものだけに頼らない幅の広いプレーができるように指導していきたい。例えば、足が速い子なら足の速さと関係ないことでもプレーができるようにしてあげたい。理由はJリーグや世界に行けば自分の得意なものが通じなくなることもある、その時にプレースタイルに幅がないと、身動きが取れなくなる可能性がある。

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