「反復」する大切さ~ドリカムの「何度でも」を思い出しながら
最近は最近オンラインで研修に参加できるお手軽さから、
今まで受講できなかった研修に参加しています。
普段は研修を提供する側にいるので、受講者としての参加は新鮮ですし、
いろんな勉強にもなります。
そんな中で、最近つくづく感じることは、どんなスキルを学んでも、
反復練習しなくては身につかないということです。
人は何かをできるようになりたくて、本を読んだり、研修に出たりします。
または、本を読むだけでは、わかりにくいところ、うまくできないところを知りたくて
研修に参加します。
しかし、それだけですぐに身につくスキルはほとんどありません。
多くの研修では、まず自分でやってみる機会を与えられます。
そこでは、少しだけできるようになったり、どうやって取り組んでいくかという
方法を知ることが多いです。
これは運動に例えるとわかりやすいです。
スケートをしたことが無い人が、スケートの滑り方をレクチャーしてもらい
自分は全くスケート靴を履かず、スケートリングにも降り立たない人が
うまく滑れるわけはありません。
スケートリンクに立てるようになっても、最初からうまく滑ることができ
ないので、滑る練習をしてだんだんうまく滑ることができるようになります。
どんなスキルも、自分でやってみなくては、現在自分どこまでできるのかがわかりません。
まずやってみてから、今の自分の立ち位置がわかり、さらにできるようになるためには
それを反復することが必要だとわかります。
「反復」することで、すぐできるようになることもあれば
なかなかできるようにならないこともあります。
「反復」は、すこしでも成果がみえれば、もう少しがんばろうという気になります。
なかなか成果が出ないときに、それを続けていくのはとても大変です。
もう1回がんばれば、成果がでるところであきらめてしまうこともあるかもしれません。
そんな成果がでにくい「反復」をしているときに、
私が思い出すのがDREAMS COME TRUEの「何度でも」という曲です。
「10001回めは何か変わるかもしれない」
この歌詞に励まされて、「反復」を続けています。
何かのスキルを身につけようとしている時、わかっているとか、できないとか決めつけず、まずやってみる、繰り返しやってみる「反復」をしてみてください。