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学生や社会人教育の中で見えてくる、ふと気になったことをつづっていきます。

新人研修でお伝えするポイント①【あいまいな言葉を排除する】

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今週からいよいよ新人研修がスタートします。

今まで経験したことがない状況の中でのスタートです。

私が担当する企業のうち、1社はすでにネット配信が決まりました。

受講者は自宅から受講し、講師は客先が指定した場所に赴き講義をします。

さて、今回のコロナウィルス感染症の事態では、なかなか今まで使われなかった言葉が登場しています。

不要不急
濃厚接触
ロックダウン
オーバシュート
etc

たとえば、不要不急。

必要か不要かは誰の判断か、急ぎか急ぎでないかは、なにがどういう状態なら急ぎと言えるのかなど、とてもあいまいです。

ちなみに日テレの「新型コロナウィルスと私たちの暮らし」サイトには、https://www.ntv.co.jp/news_covid19/articles/593q4lrvhr07dwfgttc.html

■外出自粛要請が出されている場合は、「とにかく家にいること」が基本

■控えること:用事のない散歩(花見など)、屋外の運動、大人数の集まり

■制限されないこと:食料品・衣料品の買い物、通院、公共交通機関での通勤

とありました。それでも、「控える」という言葉自体とてもあいまいで、やめてほしい頻度や程度がわかりません。「やめなさい」という指示なのか「やめてほしいです」というリクエストなのかもわかりにくいです。

話は新人研修に戻りますが、新人研修のビジネススキルの中で「あいまいな言葉の排除」について講義します。

ビジネスにおいて、あいまいさはトラブルのもとです。

納期の指示で、「朝一番」「本日中」「今週中」「今月中」「はやめに」などという表現は、指示を出す方と受け取る方の認識が同じとは限りません。

例えば「朝一番」の解釈・・・ 自社の始業時間まで
             相手の会社の始業時間
             9:00
             出社した時間
             時差通勤の遅い人の出社時間
             時差通勤の早い人の出社時間

と、これだけでも様々です。

ですから、このような

あいまいな言葉の使用は避けましょう。
指示を受けたら具体的な時間まで確認しましょう。

という内容を講義ではお伝えします。

とはいえ、世の中が「あいまいな」言葉であふれていると、なかなか「あいまいさ」に気づきにくいこともありそうです。

新人研修・・・どんな状況でもスタートは、スタートです。
新人の皆さんに会えるのが楽しみです。(と言っても、ネット上)

ネット配信の講義では大きな発見がありそうな予感です。

いろんな不安をワクワクに変えてスタートしましょう!

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