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PMBOKとP2M のお勧めポイント

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プロジェクトマネジメントについて、PMBOKP2Mの違いについての補足です。

PMBOKは20年以上の歴史があり実質的な世界標準とも言われている為、海外(特に米国)のプロジェクトに参加する人にとっては必須の知識でしょう。また、記載内容も非常に細かく体系付けられているので、全体的にデジタル的でわかりやすい印象があります。

ただ、個人や組織の作業分担が契約書でビシッと決まっている米国のような契約社会においては上手く活用できそうですが、日本的なある種の曖昧さ(いい意味での)を許容している仕事の進め方においては、やや現実との乖離があるような気がしました。
その点はプロジェクトの上位概念である「プログラムマネジメント」も含まれており、また「日本のビジネス風土に合った日本発のプロジェクトマネジメント標準ガイド」とうたっているP2Mのほうに分があるかもしれません。

一言で感想を述べるとしたら、「”カチッ”としているPMBOK」に対して、「”ぼわっ”としているP2M」というようなイメージでしょうか。日本的なプロジェクトマネジメントは「見るともなく全体を見る」ところにそのポイントがあるような気もするので、PMBOKのデジタル的なところと、P2Mのアナログ的なところを上手く活用していければと思います。

■お勧めポイント
そんなこともあり、個人的には、組み込みソフト開発のような”カチカチ”した仕事をしている人にはPMBOKを、顧客とのやりとりが多く様々な曖昧性を抱えながら仕事をすることの多い業務系ソフトウェア開発の技術者やWebクリエータの方々には「木ではなく森を”ぼわっ”と見る」P2Mをお勧めしています。

日本プロジェクトマネジメント協会
P2M(プロジェクト&プログラムマネジメント)とは

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