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Linux、Network、Securityを旗頭にしている技術者社長の日記

オーストリアのモバイル事情

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DRBD開発元のLINBIT社との打ち合わせのため、オーストリアのウィーンに来ています。土曜日(10/1)に着いたのですが、今回で4回目ということもあって、いろいろと歩きまわっています。

今回は、オーストリアの携帯電話やモバイルデータ通信にチャレンジして、一応うまく動作したので、備忘録を兼ねてこちらの状況をお知らせします。

まず、こちらではファーストフードや観光地のレストラン以外は、土曜日は早く終了するし、日曜日は閉店です。このため、実際にSIMカードを購入できたのは月曜日でした。

電話

あらかじめSIMロックを解除したXperiaを用意してあったので、電話についてはeetyという会社のSIMカードをショップで購入して挿入するだけで、あっさりとつながってしまいました。起動時にSIMを有効にするために毎回4桁のPINコードを入力するのがちょっと面倒ですが。

eetyを選んだ理由は、日本への電話料金が非常に安いため。乱暴に1ユーロ=100円と換算してみると、日本の固定電話と携帯電話への料金は、それぞれ12円/分、25円/分程度です。毎回の接続ごとに接続料金が10円程度かかるのですが、国内での通話料金と比べても安いくらいかと思います。

eetyのサイトに接続すると、ほとんどがドイツ語表示になってしまいますが、通話履歴と現在の残高がリアルタイムに確認できるのも便利です。

初期のSIM料金は10ユーロで、5ユーロ分の通話料金が含まれています。これで、日本の固定電話に対して少なくとも20分以上電話がかけられるので、チャレンジした甲斐があったというものです。

なお、このSIMは電話専用で、データ通信はできません。

データ通信

こちらは、大手のOrange社のDatenpaket LというSIMを買いました。料金は約30ユーロと少し高いのですが、1GBまで転送できる10ユーロ分の使用権込みです。何も使っていなくても海外パケ・ホーダイで毎日1,000円以上かかってしまうことを考えると、数日の滞在ならこの方が圧倒的に安い計算になります。1GBあたり10ユーロは、日本通信のb-mobile Fairが1GBあたり9,800円なので、1桁安いですね。

SIMフリーのE Mobile WifiルータにSIMをセットして、PCからWeb設定ツールにアクセスし、APN情報を登録するだけで、こちらもあっさりと接続できました(実際は多少試行錯誤してしまいましたが)。設定しなければならないのは、次の3パラメータのみで、他はデフォルトでOK。

APN名: www.one.at、ユーザ名: web、パスワード: web

ただし、毎回の起動時にPINコードを入力するのは面倒なので、設定ツールでPINコードを覚えこませる必要があります。

Orange

写真のような感じでつながって、Xperiaや他のPCなどでデータ通信ができるようになりました。Googleマップで現在の所在地を確認できるようになったので、とても安心感が高まりました。

有効期限

SIMカードごとの残高が少なくなったら、スーパーマーケットなどで売っているカードを買ってチャージ(reloadと言うのが普通らしい)すれば、ずっと使い続けられるそうです。しかし1年間何もしなければSIMカード自体が無効になってしまいます。データカードの基本料金が少し高いので、1年以内にウィーンに来られなければ無効になるのがちょっとつらいところです。

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