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【売ってみた】価格競争に巻き込まれたくない時、定価で売りたい場合にはどうすればいいか?

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安売り競争には巻き込まれたくない!定価で売りたいという方はたくさんいらっしゃると思います。というか、商売人ならそう思わない方はいませんよね。

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その答えは当然ひとつではありませんし、ご商売、商品によって全然違ってきますから、ここでうちのケースを書いても仕方ないのかもしれません。
でも、もしどなたかのヒントになればいいなと思いまして、ちょっとだけ書かせていただきます。

うちは文具店なのですが、全部が全部定価販売しているわけではありませんで、逆に激安を売りにしている商材もあります。
しかしそれは、名入れノベルティペンという「加工品」でありまして、メーカーさんが作ったものをそのまま売るのとは別世界です。

メーカー品をそのまま売るというのは、ネット隆盛のご時世、やはり厳しいものがありまして、どうしても価格比較されてしまいます。

うちの場合は、日本法令というメーカーさんの法令様式でありまして、これは何かというと中小零細企業向けのビジネステンプレートです。(大企業は自前で作れますので必要ない商品)
正直、アマゾンやアスクルなどでも販売しており、アマゾンにいたっては値引き販売されています。(メーカーさんも、うちには定価で売ってくださいって言う割には、何でアマゾンは値引き販売しているのか謎ですが。)

そこで弊社はどんなことをしているか?
本当に小さな成功体験で恐縮ですが、やはり「人の手」を介入させることが必要だなと思い、その方向で「戦って」おります。

具体的に言いますと、
・別注商品のラインナップを作る
・いっしょに買うと便利なオリジナル商品を作る
の2タイプの作戦ですね。

まずは別注商品ですが、書式ということで紙商品がメインですので、社名などの名入れができます。
校正を取ったり、お客様とのやり取りなしにはできませんので、面倒ではありますが、それさえクリアすれば、印刷ロットもありますので一気にたくさん売ることができます。

しかしショッピングカートの範囲内しか対応しない方針ですと、これはできませんね。
安くして大量の発注を捌こうとすると、別注というのは受けられないのです。逆にうちはウェルカムであります。

もうひとつが、オリジナル商品ですね。
例えば外国人観光客向けの免税書類の場合、そこに捺す「輸免」というハンコが必要なのですが、これ、買うお客様側からしたら、どこで買えばいいのかわかんない。
実はこういったゴム印のようなものって、街のはんこ屋さんで手軽に作ってくれるのですが、案外そういうことって知られていません。

だったら、うちでまとめて作って、書類を買ってくれるお客様にクロスセルできないかな?と考えたわけです。
さらには、一枚ずつ書類に社名とか書くのが大変ですので、それも別注ハンコで作ってあげることもしております。

ここまですれば、お客さまにとっては、定価でもうちで買う理由ができるわけですね。
そんなことを考えながら、ネットショップ、通販事業をやっております。

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