【初体験してきた】映画館で朝活ってどうなのよ。(主演:小山龍介&美崎栄一郎)
今朝は、なかなか味わえない体験をして参りました。
いつも月曜日の朝に、恵比寿に集まって読書の朝活をしているのですが、School by Film Methodさんとのコラボで、映画館で「映画で学ぶ」朝活しませんかという企画が浮上、小山龍介さんと美崎栄一郎さんに対談映画の「主演」をお願いしたのです。
(今回ほとんどすべてを仕切ってくださった、東京朝活読書会=エビカツの小川さんに感謝)
快く引き受けてくださった小山さん、美崎さんにも感謝しきりですが、会場にも度肝を抜かれました。
何と、有楽町マリオンのTOHOシネマ日劇1です。あの、数々の映画スターが舞台挨拶に訪れる日本最大級の映画館でそれが上映されるというのです。
ちょっと信じられないような気分で会場に向かったのですが、本当でした。(笑)
わたくしはスタッフとして参加者のみなさんへコーヒーをサーブ。
(映画館なので、コップ入れもあって安心w)
Film Methodさんの基本理念として、朝食&フェアトレードというのがあるのですが、TFTのお弁当とコーヒー付きで1,500円。これは普通のイベントとしてもお得だと思います。
さて、映画よろしく定刻にきっちり上映スタートしました。
まずは小山さんと美崎さんの紹介から。
この対談は、4/22(月)に八重洲ブックセンターさんの8階イベント会場にて収録されたものです。
ここも有名な作家さんたちがトークショーをするところですね。
本日のお題は、「インプットの技法」。明日が「アウトプットのコツ」、明後日が「時間管理の秘訣」、最終日である17日が「これからのキャリア形成」と続きます。
うーん、結果から申し上げますとかなりおもしろかったですね。
小山さんのHackシリーズの原点は、野口悠紀雄さんの「超」整理法から始まっているというところから始まり、ただ目の前の現象をインプットしていくのではなく、その土台にある「構造」を理解し、それを意識しながらインプットすることで、情報の質が段違いに深くなっていくという概要。
おふたりの例え話も平易でわかりやすく、実践しやすい手引きをしてくれているなーと感じます。
今朝は小山さんが来場されましたが、最終日には美崎さんが会場にいらっしゃるそうですので、美崎ファンもぜひ!
>>【小山龍介×美崎栄一郎対談】アナタの生産性を9倍上げる!仕事と生活の「設計」を劇的に進化させるワークライフデザイン エビカツby FILM METHOD
(フェイスブックイベントページ)
実は最終日はわたくし、自分の主催朝活があって出られないのですが、明日以降のお題も非常に楽しみ。
上映が終わって、ダッシュで電車に飛び乗らないと会社に遅刻してしまうのが厳しいですが、今週は早起き続けたいと思います。
あ、ドタ参加OKですが、お弁当の手配がありますので、事前申し込みいただけると非常に助かります。
>>申し込みフォーム
以上、イベントのご紹介なのですが、あらためてこのイベントはすごいなと思いまして、もう少し書かせていただきます。
何がすごいって、有機的かつ複雑なコラボの絡み方がおもしろい!
もちろん一番は「参加者さんに楽しく勉強してもらいたい」という思いではありますが、協力各社もそれぞれにちゃんとメリットを持っていただけるところがすばらしい。
まず映画館さん。
オープン前の、使っていない箱を開放。映画離れの進む中、映画館でフィルムを観る楽しさをあらためて体験してもらえる。朝から開けてくれたことに対して劇場のファンも増える。ユニークなイベントなのでマスコミでも報道されやすく、宣伝にも一役買いそう。
出版社さん、取次さん、書店さん。
著者さんのイベントということで、販促施策のひとつとして機能。実は今回、出版社さんからエビカツにまとまった冊数の献本をしていただきました。そのご好意に対して、われわれ読者ブロガーは書評で応えます。
また取次のトーハンさんは、収録イベントをプロデュース。顧客である八重洲ブックセンターさんへの集客などに貢献します。
そして八重洲ブックセンターさんも、収録イベント時と今回の4日間、現場での書籍販売の機会が得られます。利益で考えたら少額かもしれませんが、今後こういう機会が増えることにより、「せっかくだから八重洲ブックセンターで買おうかな」と思ってくれるファンは間違いなく増えていくでしょう。
最も大変なのはFilm Methodさんだと思いますが、手元には素晴らしいコンテンツが残っていきます。
今回の例で言うと、お二人の対談が映画の形になったということは、完璧に再現性が確保されたということです。
今後、日本中、いやその気になれば世界中で今回のようなイベントを展開できるわけですね。
うーん、やはりすごいイベントだと思うのですがいかがでしょうか?
あ、ちなみにエビカツは何をしたかというと、長く読書会を続けていることから、著者さんのキャスティングと、対談内容の調整、そして告知集客の部分ですね。
わたくしほとんど何もしていないので、偉そうなことは言えませんが、各人が持てるリソースを最大限使って、しかしそんなに力まずにすごいことが実現できた、そんなイベントになったのではないかと。
ご報告、以上です。m(_ _)m
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