【昔の人はどう処理してたんだろう】各種朝活が流行る理由
毎週金曜日に文房具の朝活というのをやっておりましてね、今朝も朝の7時から渋谷の電源カフェbeezさんに集合しまして、文具にまつわるあれやこれや、ワイワイお話してまいりました。
(これはプロトレーナーの青柳さんのメモパッドケースとモンブランのミニボールペン)
もう19回目になります。
わたくし文具店の店員ですが、通販で商売しているものですから、(実物をあまり見ないため)実はそんなに文具に詳しいわけではありませんで、むしろコアな文具ファンのみなさまにいろいろ教えていただいているような感じです。
もちろん、文具や雑貨は元々好きでしたので、楽しく主催させていただいているのですが、読書の朝活なども含め、どうしてこんなに盛り上がっているんだろうと、ふと疑問に思うことがあります。
そんなとき、最近よく文具のイベントでご一緒いただいているタレントのだいたひかるさんがよく言われる一言を思い出しました。きっと答えはこれだなと。
「自分が文具好きだってこと、普通は誰にも言わないですよね。」
要は、文具が好きだったとしても、それをわざわざ名乗って話題にする場が今まではほとんどなかったと。インターネットが出てきて、情報に関しては誰でも調べれば得られるようになり、きっと文具ファンも情報に関してはとりあえずお腹いっぱい状態になったはずです。
しかし、それを吐き出す場はなかった。そこへきてウェブ2.0ですよね。
簡単に交流ができる世界になり、こうした朝活のようなテーマを絞ったオフ会が簡単に開催できる、または探して参加できるようになったわけです。
好きなものについて語り合いたいのに相手がいなかったのが、フェイスブックなどの台頭で急にそれが可能になった!それはもう参加しない手はない、ということで、朝の得意な方はこうして水を得た魚のようにいきいきと集っているのでしょう。
そう考えると、こうして集えるようになったわれわれと違い、昔の人はその「話したい!」気持ちをどう晴らしていたのかなというのが、新たな疑問としてムクムクわき起こってきました。
お祭りみたいなものが、そういうはけ口になっていたのか、そもそもウズウズすることもなかったのか。ちょっとしたロマンを感じつつ、遠い目をする午後のおじさんなのでした。