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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

アマゾンキャンペーンというものについて

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ちょうど友人が出版して、アマゾンキャンペーンをがんばっているので、少し思ったことを書かせていただきます。

ビジネス書の著者の多くは、いわゆるフツーの人(ビジネスマン)であり、出版社さんとしても「当ればメッケもん」(もちろん売れそうだと判断された企画しか通りませんが)ということで、なるたけ少ない部数(投資)で、最大限の売り上げを目指します。

ですから、当初は広告費もほとんどつくわけもなく、売れるためには営業部の方々の特別なプッシュをいただくか、著者が頑張って販促するしかないと思うのです。

というか、企画書を提出する段階で、最近はメルマガの読者数やブログのページビュー、Twitterのフォロワー数なども提示して、「わたくしはこれくらいのメディアを持ってますので、そこそこ売りますよ。」と、著者がアピールすることも必要になってきました。

逆に言えば、それくらい本が売れなくなったということです。

そこで、手っ取り早いのがアマゾンを利用したキャンペーン。
アマゾンで買って、購入シリアルナンバーを申請することで、特典を差し上げますよ、ぜひこの機会に!というやつですね。

それで、みんなが集中して買ってくれて、一瞬でも1位を獲ったあかつきには、「アマゾン1位!」作家の称号が使えるようになると。

2年ほど前までは、この手法は効いていました。
「アマゾン1位」をふれこみに、逆に出版社の営業さんが書店さんにアピールしたりと、価値ある1位だったんですね。

しかし、その1位というのもあくまで瞬間風速によるもので、毎時間ランキングは更新されますので、最大1日24人の1位が生まれてしまうことになります。

で、これは本当に価値があるのか?となって、書店員さんの間では、最近はアマゾン1位についてはあまり評価されなくなったという話もよく聞きます。

さて、そんなアマゾンキャンペーンですが、このところ何か雰囲気が変わってきたように思うのです。

それは、モロにソーシャルメディアの影響だと思うのですが、煽って煽って無理矢理買ってもらう、買わせる!という感じを受けなくなってきたんですね。人間関係を崩さないような配慮が見られるというか。ソーシャルのつながりを意識しているというか。

購入特典にしても、以前は「ここだけの話」を納めたPDFとか、著名人との対談音声とか、申し込んできた人に自動的に送られるような、ある意味無機的なもので、さらにその時集めたメールアドレスで、後からまた営業メールを送りつけるということが横行していました。

しかし、最近は景品も変わってきて、蟹とか(笑)、著者とのランチ権とか、リアルのモノもしくはリアルのコミュケーションにつながるものに変わりつつあるように思います。

ちなみに昨年にわたくしの本が出たときには、ブログの読者さんにお声をかけさせていただき、「何か商品をご提供いただけるスポンサーさん募集!提供いただいた方は、ブログで宣伝させていただきます!」ということで、やはりリアルの物品をたくさんいただきました。(抽選はUSTで生放送しました。)

手間もかかるし、大変なんですけども、こういった人間臭い特典のほうが、結局その後に太いつながりも生まれるし、いいんだろうなぁとあらためて思っております。
ソーシャルが熟してきて、本当の人脈形成に気づき始めたのかもしれません。

※今、原稿を書いているのですが、12月に新しい本が出ます。まだ少し時間がありますので、これからどんな販促ができるか、ニヤニヤしながら考えていきたいと思います。

※参考までに、現在キャンペーンをやっているわたくしの友人は、初めての本なのに表紙に自分の写真をドーーーンとのっけてしまうという、心臓に毛の生えた男です。ひとつ年上で、「兄貴」って呼んでますw。

今後、不動産の購入を考えてらっしゃる方は、変なトラブルに巻き込まれないよう、この本でワクチン注入しておいて下さいませ。m(_ _)m

杉山善昭の不動産ワクチンがなぜいま必要か?
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Comment(1)

コメント

ようやく落ち着きました
応援ありがとうございました。
高木さんのお陰で想像以上の結果となりました。

思えば「小さな会社の勉強会」からのスタートです。
山田さんをご紹介いただいたのも高木さんですし。。。

よくしていただいたこと忘れません。

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