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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

K-POP~KARAとか少女時代見てて思うこと。

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日経MJの「2010年ヒット商品番付」が発表されました。
つつつ~っと見てると、前頭で「K-POP」がランクイン!

先日も歌番組見てて思ったんですけど、KARAや少女時代のビシっと揃ったパフォーマンスを見ていると、まさにアイドルも「商品」なんだよなーと。

何で韓国のアイドルが、一生懸命日本語を勉強して、どんどん出稼ぎに来るかというと、間違いなく国内市場が狭いから、外に打って出るしかないからですよね。だって人口だけ見ても、日本の半分以下です。

いくら頑張ったって、CDやDVD(配信の時代ですから、この売り上げの話をするのはナンセンスかもしれませんが)も日本の半分しか売れないわけです。

芸能界内部の競争も激しく、ドロドロとしたお話もいろいろと伝わって来ます。しかし、競争しまくっても、やはり市場規模は変わらない。

ですから、まともにマーケティングすれば、当然外へ売りにいくことになる。そして、欧米エンターテイメント市場でのアジア人の苦戦を考えれば、顔の似ているアジア、特に韓流ブームという土壌のある日本に攻め込んでくるのは、当たり前ですよね。

で、わたくし思うのは、先日の米韓の貿易協定の件もそうですが、日本人の外交下手、商売下手がこのところすごく目につくなーということ。

もちろん、言うのは簡単なので、その点はご容赦願いたいのだけれど、基本的に日本人ってお人好し民族なんですよね。攻められっぱなし。話はそれますが、尖閣諸島の中国問題もそうですし、北朝鮮なんて、あんな小さな所帯で、世界を相手にやりたい放題。ある意味たいしたもんです。

ですから例えばエンターテイメントに関しては、商社と芸能事務所が組んで、もっともっと「輸出」をしたらどうかと。ヨン様みたいな人気の日本人って、まだいませんよね。あっちが出来るんならこっちも出来るはず。
ヨン様って、いわゆる王道のハンサムと言うよりは、ある種「雰囲気もの」だと思うのですが、そこ行くと向井理さんなんか、向うですごく人気が出るんじゃないかなー。ポテンシャルあると思います。

よくわかりませんが、国内の芸能事務所も、今はまだ「輸入」(海外のタレントの日本でのマネージメントを獲得したり?)に気を取られているんだと思いますが、もういい加減日本も飽和です。不況でみんなお金はないんだから、外でも売れる人は、どんどん売って欲しいなって。

あ、売り込んで失敗した例もたくさんあるみたいですね。
それも承知の上ですが、結局それは中途半端だったんじゃないかと。

もちろん、人がいいのは日本人の美徳でもあるので、大事にしたい気持ちもありますが、商売は別です。「うちにもいいのあるよ、そっちでも売れない?」って何でもっともっと言わないんだろう、最近そう思ってしまうんです。

やっぱ遠慮や奥ゆかしさはビジネスにおいて損。
大塚さんの講義を聴いてから、特にその「グローバルコミュニケーション」の重要性を感じるようになったような気がします。親としては、子供にどう教えていくかが、悩ましいなぁ。自分もできてないんだもん。

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