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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

よいビジネス書の条件

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よいビジネス書って、どんな本ですか?

いろいろな見方があると思いますが、わたくしが思うにこんな本です。

本、特にビジネス関連の書籍を読む時に、「ここ、いいな。」「メモメモ!」と思う部分に線を引いたり、付箋を貼ったりするのは、皆さんされていると思います。わたくしもしています。

しかしその、チェックした部分が多い本がいい本かというと、わたくしの場合はそうでもありません。

いわゆる「いいこと」「名言っぽい部分」というのは、本を書くような人なら、わざとでも書けるわけです。
そうそう、最近Twitterでも、「RTされるには立派なことを書こう!」という風潮もしくは一部の先生方のご指導で、無理して名言っぽいことを書いておられる方がありますが、「名言は結果」であって、何もないところからひょいと生まれるものではありません。要はその人の背景・実績があっての名言ですから、頑張って気取らなくてもいいと思うんですけどねぇ。

話がそれました。

で、わたくしにとっての「いいビジネス書」というのは、、、
真剣に読んでいるうちにインスパイヤされて、「自分の仕事の場合はどうなるかな?」「あ、こんな風に応用したらおもしろいことになりそう!」と、空想もしくは妄想してしまう、つまり脱線してしまう本
が良い本だと思っています。

最近読んだ中では、中山真琴さん(普段は「中山マコト」名義)のこの本。

人生を変えるすんごいノウハウ -たったひと言でその他大勢から抜け出す魔法のメッセージ-
人生を変えるすんごいノウハウ -たったひと言でその他大勢から抜け出す魔法のメッセージ-

小説仕立てのマーケティング指南本なのですが、中山さんの集大成的な、エッセンスの凝縮された一冊でした。内容としては、「言葉のチカラ」をもっと利用して、自分とその周りのビジネスを目立たせ、お客さまにとって特別な存在になろう、というもの。
いわばブランディングの面から仕事にスパイラルを起こす手法が書かれています。

中山さんの本はたくさん読んでいますので、復習と思って読んでいたのですが、途中何度も「脱線」してしまい、あらためて自分の不完全さ(当たり前ですけど)を思い知った次第です。

自分の中では、中山さんの著作は、こういう脱線がよく起きるのです。波長が合う(わたくしは難しい表現で書かれた本が苦手なのですが、中山さんの本は非常に読み易い!)というのもあると思いますが、わたくしにとっては、毎回「ヒントの塊」のような本を書かれる方です。

あなたの「よいビジネス書の条件」は何ですか?

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