オルタナティブ・ブログ > 普通のおじさんとソーシャルメディア。 >

小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

朝カフェ次世代勉強会に初参加!就活生のパーソナルブランディング #asacafestudy

»

昨日、先輩オルタナブロガー永井さんが主催されている「朝カフェ次世代勉強会」に初めて参加させていただきました。

何と早朝6:30スタートの会です。
まぁ、最近はBNIなどの早朝交流会、リーディング・ラボなどの早朝読書会が大人気ですが、わたくし実はこんなに早いの初めてで、始発の次の電車(5:25発)に乗らないと間に合わないので、緊張して3時に起きてしまい、おかげでひと仕事できたのはいいのですが、6:29に会場に着いたら、見事にビリだったという、一体みなさんどんだけ早起きなんですか!(笑)

ま、それは置いといて、今回の演目が、明治大学4年生・佐久川海渡さんによる『就活のセルフブランディング』ということで、非常に楽しみでありました。

彼によると、まさに就職活動はセルフブランディングそのものだということで、そういわれてみれば完全にそうだよなと。多くの人にとって、人生初の勝負どころですから、これはじっくり取り組むべき課題ですよね。

しかし佐久川さんがプレゼン上手いこと!自分が同じ歳の頃に、大人相手にこんなことできたかと考えると、間違いなく出来ません。

そもそもめちゃ人見知りだから名刺に工夫とかしてるくらいですから。(笑)

彼のような人はそんなに多くはないと言ってましたが、すごい世代が出てきたなーという、一種の恐怖感は覚えましたね。とにかく素晴らしかったです。

プレゼンの大まかな内容としては、現在の就職活動の実情を説明しながら、どのようにブランディングをブラッシュアップしていくか、成功している学生の共通点、Twitterと就職活動の親和性の良さなど、盛りだくさん。いくつか「へぇ~」なポイントを書き出します。

・佐久川さんは、あの齋藤孝先生のゼミ。
・小堺一機さんをファシリテーションのお手本にしている。
・探→磨→選→伝 というサイクルで自分のブランディング=就職活動を回していた。
・ブランディングに迷ったときは、やはり第三者に確認してもらった。
・2ちゃんねるには「ブラック企業(リスト)=入るとキツい会社」という情報が出回っている。
・内定を多く勝ち取った学生の共通点は、「負荷を自ら背負う姿勢」
・3社以上内定をもらった学生は、感覚的に10%以下。
・Twitter活用法、見られるだけでなく、面接官の情報も取れることがある。
・エゴサーチでヒットしない(匿名でしたネットに出ていない)=自分に自身がないと取られる可能性も

特に面白かったのが、内定を6つももらったヤツがいて、完全にぶっ飛んでいる人間だったと。彼曰く「100時間働き続けて、死にかけたこともある。」ほど、何かに傾倒すると無我夢中で突っ走ってしまうんですね。

思い起こせば、わたくしが就職活動していたときも、「どうせならもっと弾けた自己紹介しておけば良かったな。」という後悔の嵐でした。
やったもん勝ちというと聞こえが悪いですが、大人しく優等生ぶってまとまるよりも、必ず企業には「変人枠」(笑)というのがありますので、個性をガンガンぶつけてみるのがいいと思います。6つ内定した彼は、絶対にその枠だと思います。

2社入りたい会社があったら、どっちかは素の自分丸出しパターンで行きましょう。落ちても、少なくとも後悔はしないはずです。

まぁ、最近はTwitterやブログで素行がそこそこ知れてしまいますので、過度の演出は無意味ですけどね。

ちなみに、わたくしは最初は商社に入ったのですが、そのときの最終面接、当時の副社長のたったひとつの質問が忘れられません。

「君は、飲めるか?」

「はい、大好きです!」(めっちゃ笑顔で)

「よっしゃ。」

バブル後の就職氷河期ですが、それで何とか拾ってもらえましたとさ。いい時代でございました。

Comment(0)