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「脳内ビジネス」の話はまたにします!

難しく書こうと思ったらいくらでもできるんだよ ~過去語録10

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小さな開発会社に転職すると、ついに憧れのコーディング一色の日々がやって来ました。

来る日も来る日も、会社でも家でも電車の中でもコードを書きまくっていました。

給与は固定で25万円で、当時もエンジニアとしては安かったと思いますが、この自由な環境で、勉強にもなりますしまったく十分です。

会社には2つほど年上の先輩プログラマー北野さん(仮名)がいました。年の割には童顔ではあるのですが立ち居振る舞いはどうにもおっさんっぽい、アンバランスな人でしたね。

彼からプログラミングから社会人としての在り方から酒の飲み方からシガーバーでの振る舞いなど、いろいろなことを教わりました。

当時はお客様からの依頼をうけて大きなシステムを構築中でしたが、北野さんと私で分担して作っていました。

といっても私は本格的に書くのは完全に初めて。北野さんは5年目くらいのベテランです。

「島田君、そんなことも知らないの?」

とかなじられることもしばしばでした。でも常に歯に衣着せぬ言い方をする人だったので、全然悪い気はせず、むしろ指摘してくれて有り難いなと思っていました。実際、社長には分かってる風で入ったものの、まったく分かってませんでしたのでね。言ってもらわないと大惨事になっていたかも知れません。

そんな中で、一点、細かい技術知識ではなく、職業プログラマーとしての姿勢を正されたことがあり、今でも強烈に覚えています。

「ここさぁ、なんでこんな難しいことやってんの?昨日の夜、一生懸命ソース追っていったけどわかんなかったよ。プログラムっていうのは自分だけのものじゃないんだよ。他の人も読むんだよ。自分がやりたいことを自由にやっていい訳じゃない。難しく書こうと思ったらいくらでもできるんだよ。誰でも分かるように書くのがいいプログラマーなんだよ

と。

これには結構な衝撃を受けました。自分は北野さんに追いつこうとMSDNとかを調べてできるだけ最新の技術を使ってイケてるコードを書きたいと思っていたのですが、北野さんは「誰でも分かるようなコードを書け」と言います。

なるほどなるほど。

そういう発想はありませんでした。

確かにシステムは私の所有物ではありません。将来誰が読むか分からないのですから、なるべくオーソドックスな書き方を心がけ、コメントも分かりやすく書いておかないといけませんね。

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