コツコツドカン
今回は経営的なお話で、あまり参考にならないかもしれません。むしろ自分に対して言っている感じです。じゃあ日記に書け。
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株やFXといった投資や、あるいは麻雀やスロットなどのギャンブルをやったことのある人であればもしかするとこの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
コツコツドカン
これはコツコツ細かい勝ちを積み重ねて行って、ドカンと大きく負けるというしょうもないダメ人間を表す言葉です。
まぁギャンブルの類であれば「やらなきゃいい」で済むのですが、ビジネスの中でもこれは普通におきますので注意が必要です。
私もどちらかというとそっちタイプの人間、、、いやカッコつけずに言いましょう。まさにそっちタイプなのですが、だいたいそういう人はチキンなのです。
ビジネスがうまく回っているときは、どこかで「この勝ちはこの辺でストップしておいた方がよい。リスクを分散して他に手を出しておこう。」などと思ってしまいます。
株で言うと、持っている株がちょっと上がると、まだ上げ止まる要因が何もないのに「利益確定売り」を行って小金を得て、他の銘柄を買う、みたいな行動パターンです。
そんな感じでコツコツ勝ちを重ねていきますが、儲けは少なく、そのうち下げが来ますが、そこで損切りすることができず、あるいは損切る選択肢がないような状況を迎え、ドカンと負けを食らう。
ビジネスでなんらかの意思決定をする立場の人間であれば、こんなことがしょっちゅう起きます。
しかしこれは本当にダメパターンです。
ビジネスでも株でもなんでもそうですが、ラックとアンラックというのは同じ確率で、同じインパクトを持ってやってきます。
それを本人の意思でラックだけ小さく受けて、アンラックを全身で受け止めてしまっているのです。
アホじゃないのか?と思ってしまいます。(自分のことです)
うまい経営者はその真逆を行きます。
アンラックを小さく受けて、ラックを全身で受け止めるのです。
アンラックとは金になるかどうかわからないようなビジネスへのチャレンジです。チャレンジしては「あかん」と思って早々に撤収します。株で言えば「損切り」ですね。
その中で「イケる!」と思ったところ、つまりラックに関しては徹底的に食らいついて放しません。全身でラックを受け入れるのです。
それが出来なければ経営者失格だと思います。
株式会社plumsaは業務系システム開発が得意です