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あなたに辞められたら困る...!そんな価値ある社員になるための6つのpoint

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あなたに辞められたら困る...!そんな価値ある社員になるための6つのpoint


【point1】まず入社したら、会社の本を1冊残らず持って帰るべし

まず入社初日に配属先の上司に「あそこにある本、全部借りて帰っていいですか?」と聞くだけで、絶大のインパクトがあります。

しかし、これはそんなイヤらしい小手先のテクニックのお話ではありません。

ビジネスの基本は、顧客ニーズを把握することです。

会社の書庫に無造作に積まれている蔵書は、おそらくなんらかの意味があって購入された本です。ビジネス書であれば上司が日々気をつけていることでしょうし、技術書であれば会社の直面してきた案件を辿ることができます。

1日2~3冊持って帰って行き帰りの電車の中で1冊あたり10分とかで流し読みするのであれば、それほど苦にもならないでしょう。

たまに『萌えキャラの上手な描き方』とかその本のどのあたりが役に立ったのか、どうしても分からないことがあると思いますが、キャリアの長い先輩に聞いてみるのも面白いと思います。

先輩が優秀な人間であれば好意的に、先輩が凡人であれば警戒心を持って、「なんだこいつは?」と思われるでしょう。

これはつかみでもあり、これから仕事をする上での基本姿勢でもあります。まずは徹底的に情報収集してあなた自身が会社に合わせ、貢献できることを考えるということです。

本に限ったことではないです。

 

 

【point2】情報は惜しみなく与えよ

ビジネスで価値ある人間になることとは、すなわち「希少価値のある情報データベース」になることだと勘違いして、皆の持っていない知識やノウハウを囲い込む人が居ますが、それは明らかに逆効果です。

今の時代は、情報そのものの価値が極端に下がっています。情報は常にシェアされるべきものという常識が出来上がっていますので、そんな中で、自分に集まってきた情報を囲い込もうとするような人間は、周囲の人から「めんどくさいヤツ」と疎まれてしまいます。

そうすると次第に周りから重要な情報が集まってこなくなります。

情報はとにかくアウトプットし尽くし、普段から努めて質問されやすい態度を取るようにしましょう。そうすることで、情報は次第により一層あなたに集まるようになり、いろんなプロジェクトで重宝がられるのです。

 

 

【point3】アウトプットのできる場を提案せよ

もし社内に自分の意見を聞いてもらう機会や制度がないというのであれば、それを嘆くのではなく、自分で作っていくアクションを起こしましょう。

上司に社内wiki・社内blogを導入して、情報シェアや意見を言い合える環境を提案してみてはいかがでしょう。

決して、社員同士で徒党を組んで上司に対する陳情団を作ってはいけません。そんなことをすれば、上司が態度を硬化させるのは必至だからです。

お客さんのところに謝りに行くときは一人で行け

ということわざがあります。(いや、ないですが)

あえて丸腰で、タイマンで行くから、警戒心を解いて聞いてもらえるということがあるのです。


この際に、上司が最も怖れるのが「社員同士が会社の意志、とりわけその上司の意志と別のところに進んでいってしまうこと」です。

なので、発言は必ず上司の内容承認をもらってから行う等の安心を与えてあげる必要があるでしょう。

wikiやblogの導入が難しければ、勉強会、ランチミーティングなど、とっかかりはなんでもいいと思います。

しかしその場合も、終了後はレポートを必ず提出するなど、とにかく上司の不安要素を和らげる努力だけは忘れてはいけません。もし上司が危機感や疎外感を感じたら、その瞬間にあなたの評価はとことんまで落ちてしまいます

 


【point4】上層部の決定には常に不満を持て

上層部の決定に対して、不満がないということは、何も考えていない、ということです。

従って、どんな信頼する上司の決定であっても不満はあって当然です。

それなのに、多くの人がそれを正面から受け止めることなく、不完全な状態で心の奥底に封じ込めてしまいます。

それでは何も成長はありません。

その怒りの感情を押さえ込まず、「その決定の何が悪いのか」「自分ならどうできたのか」「誰の利益を害しているのか」を徹底的に咀嚼し尽くすことが重要です。

もちろんこれは一人で、脳内で行います。これを同僚と一緒に居酒屋でやると、愚痴の言い合い大会になってしまい、そこから抜け出すのは大変です。

まあ1~2時間も考えれば、とりあえず納得できるものです。「結論:上司が無能」でもいいのです。

そして、それを元に今度は自分の演じるべき役所(やくどころ)を検討し、脚本を書き、次の日から感情を排して淡々と精一杯その本の通り演じるのです。

 

 

【point5】仕事が振られなくなったら警戒せよ

仕事の出来る人間には仕事が集まって来て大変。仕事の出来ない人間は楽できる。

それはよくあることでして、うまく仕事量をマネジメントできないと、出来る人ほど地獄を見ますが、しかし一番の地獄は仕事が出来るのに仕事が回ってこないことです。

仕事ができるのに仕事が来ない。

それは、周りからあなたの能力を引き出すメリット以上に「使いにくい」と思われている以外の何物でもありません。

どんなに特別の能力があっても、そう思われているということはビジネス的には失敗です。

産地や水にもこだわった美味い蕎麦を打てる技術があっても、接客態度が悪く、客が寄りつかなければ店の経営は成り立ちません。

そして一度身についてしまったその傾向は、その後商売する場所を変えてもなかなか変わりません。相当自分で意識して変わっていく努力をしないと、永遠に赤字経営が続きそうです。

 

 

【point6】利益はチームに還元し、自らは成長を得よ

自分のやった仕事の成果が自分以外の人に還元されることを怖れるのではなく、全部人に持っていってもらって大いに結構という覚悟で行きましょう。サラリーマンなら、無給と言うことはないでしょう。

ただし、そのかわり自分は巨大な成長を得ることができます。

このスタンスで無ければ、上記1~5は自己利益を求めるだけの「社内営業」「処世術」となってしまいます。本当の狙いは、細かいカネや表彰ではなく、自身の成長にあります。


その成長を5年、10年積み重ねた人間は、知らず知らず強靱な戦士となっています。当然、社内では重要なポストに居ることになり自然とお金が集まって来ますし、もし仮に十分な報酬をもらえないようであれば、いつでも転職することも可能です。

何年もこのようなスタイルで戦い、チームに利益をもたらしてきた人間は、決して転職で困ることはないです。本物の戦士は見る人が見れば一目でわかりますし、自然と出来る人同士のネットワークが出来上がっているものです。

こういう人は、会社としては絶対に辞めてもらっては困る人間なわけです。

 


この6つのpointを読んで、

「ん?これ、正社員の働き方っていうか、派遣社員とかフリーランスの働き方じゃないの?」

と思われる方がいらっしゃるかも知れません。当たらずしも遠からずです。

私は、今のご時世、最も安定した仕事の仕方とは、基本的には自分で自分に価値を付けながら社会に貢献する派遣社員やフリーランスに似た生き方であり、それにプラスして短期的な自己利益を追求せずチームワークを意識できるスポーツ選手のような、かなり高度な自己マネジメント能力が求められるワーキングスタイルだと思っています。


そのような人間を私は何人か見ていますが、間違いなくどこにでも転職できるでしょうし、また自分で事業も興せるでしょうし、また50歳、60歳になっても常に人が、そしてビジネスが集まってくることでしょう。

  

Comment(1)

コメント

かおり

面白い!スキッとした。ちょうど今、仕事を囲いたがる心理についてモヤってたがクリアに晴れた気がする。価値を高めるために囲うのは逆効果なんだな。なかなか気付かない真理だ。

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