Airbnbってどこが良いの?
一昨日、Airbnbのブロガー向けイベントに参加してきました。
Airbnbについては、名前とサービス内容は知っていたのですが、利用したことはありませんでした。理由は明快で、なぜわざわざ旅行中に他人の家に泊まる必要があるのか理解できなかったから。せっかく会社を休んで行く旅行で、「仕事も家事もせずにリラックスできる」ということが大事なのに、快適なホテルではなく他の人の家に泊まるという行為にイマイチ魅かれなかったというのが正直なところでした。そんな思いがあったので、「Airbnbのどこがそんなに良いのか」、それを知りたくて、参加しました。
今回は、Airbnbの三つの利点をまとめています。
その1. Airbnb=新しい旅のカタチ
Airbnbとは、一言でいうと「離れた場所を暮すように体験する、新しい旅のカタチ」。プレゼンの冒頭で、日本のカントリーマネージャーの田邉泰之さんがそのように紹介していました。旅人としてではなく、現地に住む普通の人にまぎれて、ローカルならではの体験ができるのが、このサービスの肝。
例えば、実際に田邉さんが体験したのは、米国本社オフィス近くの「ミッション地区」での宿泊。
カギをあけて家の中へ。カギの引き渡しは、封筒がおいてあるケースなど様々。
机の上に、ホストによるおすすめの現地情報が置いてあった。プリントアウトでの提供が多いが、このホストは製本までしていた! (Airbnbは、「ホスト(宿泊先提供者)」と「ゲスト(宿泊する人)」を結びつけるサービスなので、本ブログポストでは、そのように表現しています。)
ホストおすすめの美味しいクロワッサンの店。現地の人で混雑している。
その2. 人と人とのつながりが醍醐味
Airbnbで人気の機能が、「お問い合わせ」ボタン。ホストに対し、「今、そちらの天気はどう?」など、現地の様子を質問できます。逆にホストから、「あなたの今回の旅の目的は?」など聞かれることもあるそう。
このお問い合わせボタンを使ったやりとりから、もう既におもてなしが始まっていて、例えば、今回のイベントにスピーカーとして登場したブロガーのいしたにまさきさんの場合、空港への到着時間をホストに聞かれ、シンガポール・チャンギ空港に午前3時に到着する便しかなかったので、そのように伝達。すると、「4時に出迎えを待たせておくよ」という返事が来たそう。元々、そのホストのAirbnbページに書いてあったチェックイン時間は、ごく一般的な時間だったので、これはまさにホスピタリティから対応してくれた事例。
その3. 旅に明確な目的をもっている場合に特におすすめ
Airbnbの場合、ホテル密集地以外で宿泊先を提供している場合が多く、パリやサンフランシスコなどの都市では7割がこれにあたります。このため、例えば、「展示会会場の近くに泊まりたい」、「滞在中はほとんど海で遊びたいから海の近くの家で」など、明確な目的を持っている場合にも、このサービスがマッチするそうです。例えば、いしたにさんの場合は、ご自身の趣味である「クレーンの鑑賞(詳しくはこちらのいしたにさんブログへ)」を目的に、シンガポールで探したところ、港を眺望できる素敵な宿泊先をみつかったとのこと。このシンガポールへの旅は、再来週に実行なさるようなので、その模様はいしたにさんのブログにアップされるかもしれません。
私の場合は、子供の頃住んでいた台北の家の近くに泊まってみたいなと思い、今回のブロガーミーティング後半のワークショップで探してみました。まだ件数は少ないものの、幾つか宿泊先があったので、もうちょっと選択が増えたら是非家族やその当時の友達と滞在してみたいです。その場所がどんなふうに変わったか探索したり、または昔からあるお店でランチをしたりしたい!と、想像が膨らみます。
次回のブログでは、イベントでおうかがいして面白かった、その他のポイントをご紹介します。
イベントで登場したケーキ!
関連情報
Airbnbサイト
https://www.airbnb.jp/
ブログイベントを開催したiWireの関連サイト