台湾・基隆でラバーダックに会ってきた!
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
さて先月(2013年12月)、台湾の「基隆(きーるん)」という港町に、巨大なアヒルがやってきました。「ラバーダック」と呼ばれるこの巨大アヒルは、Florentijn Hoffmanさんというアーティストの作品で、これまでも、大阪や香港、高雄(台湾)で展示され、人気を博してきました。基隆での展示は、2014年2月8日まで行われています。
基隆港のラバーダックは?
第一印象はやっぱり「でかい!」ということ。高さ18メートルありますから。
ダックは、作品として本当にただ海にぷかぷか浮いているだけなので、あとは特に他に何かがあるわけではないです。しかし、私の場合、ダックが香港にいるときから、「是非見たいなー」と思っていたので、ダックに出会えて感慨深かったです(前回ブログ記事:あひるが台湾にやってくる!)。欲を言えば、香港でも台湾でも両方見たかった。
高さ18メートル!
あと、私が行ったのは、ダックがまだ基隆にやってきて二日目だったのですが、思ったよりダックは汚れていました。これは、基隆港の空気の汚れや煙によるものらしく、公開からわずか5日で一度清掃が行われています。
少し汚れていたダック
胸毛鴨って。。。
(現地のニュース中視新聞より YouTube: 中視新聞》「胸毛鴨」髒兮兮 黃小鴨寒冬再沐浴)
現地では、ラバーダックを「黄色小鴨」と呼んでます。基隆ではどこもかしこもこのようにダックだらけでした。
ゴミ箱も
交通手段は?
多くの旅行者の方は、台北から現地を目指すのではないかと思います。この場合、(1)バスで行く、(2)電車で行くという二つの方法が考えられますが、私のおすすめは、バスです。
私が実際に基隆を訪れたのは、2013年12月22日(日)。行きは電車、帰りはバスを利用しました。
21日にダックが基隆にやってきたので、「翌日の22日しかも日曜日だと相当混むのでは?」と覚悟していたのですが、電車の切符も台北駅であっさり購入できました。しかし、私が乗車した「區間車(区間車)」は、全席自由のため、座席は全て埋まっており立っている人も多い状態。區間車で、台北⇒基隆間は約50分かかります。それでは、「全席指定の自強号に乗れば良いのでは?」となると思いますが、區間車の方が圧倒的に本数が多いのです。例えば、2014年1月11日の台北⇒基隆間を例にとると、自強号は一日8本ですが、區間車は一日40本以上あります。
ダックのペイントが施された區間車もありました。
帰りは、バスに乗りました。基隆から台北行のバスは、下の写真のとおり、6時~23:15分まで、10~15分間隔で出ています。これにより、それほど待つこともなく、もちろんあっさり座れました。所要時間は、基隆から台北まで30分ほどでした。ということで、道路の混雑状況にもよりますが、①座れるし、②所要時間も短いという理由で、バスをおすすめします。MRTや高鐵(台湾新幹線)以外の台湾の電車に乗ってみたい!という方であれば、鉄道の旅も良いと思います。
その他情報
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基隆駅前にバーガーキングやIkari coffeeあり。ダックの公開前は、「トイレ不足が問題になるのでは?」と言われていたようなので、いざとなったらこういったお店を利用するのも手だと思います。
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基隆は夜市が有名なので、ダックだけでなく夜市も巡っても。
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ダックについては、破裂してしまったりといったトラブルも起こっていますので、念のため出かける日にネットなどでニュースをチェックして、その日ダックが無事かどうか確認してから行くことをお勧めします。グーグルのニュース検索で、「ラバーダック 基隆」や「黄色小鴨」で検索してみてください。
参考サイト
台湾鉄道時刻表(中文)
http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail/
台湾鉄道時刻表(英文)
http://twtraffic.tra.gov.tw/twrail/English/e_index.aspx
※上記は、2013年12月22日時点の情報です。