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微博(Weibo) の進化: SOCIAL MEDIA WEEK TOKYO 2013

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ソーシャルメディアウィーク東京2013(SOCIAL MEDIA WEEK)」が、先週(2月18日~22日)開催されました。21日(木)に、アジアのソーシャルに関する三つのセッションがあったので、参加してきました。

該当するセッションは、下記の三つです。
1. 「中国ソーシャルの今~日中韓ソーシャルの行く末~」
2. 「アジア発のスマートメッセージコミュニケーション潮流は世界を刺激するのか?」
3. 「Art of Social Conversations 東南アジアのソーシャル事例から学ぶ運用戦略」

今日は、一つ目のセッション、「中国ソーシャルの今~日中韓ソーシャルの行く末~」について、興味深かった点を紹介します。

このセッションは、下記4人のスピーカーによって行われました。各スピーカーの詳細は、こちらをご覧ください。 

岡俊輔さん (株式会社S&Aマーケティング 海外事業部長)
郭科さん (株式会社日中経済人 海外営業部マネージャー)
杨嵘さん (在日留学生交流会 代表)
高橋学さん (株式会社アジアクリック 代表)

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セッションの中心的な内容は、中国のSNS「微博(Weibo)」について。微博については既に、「中国のツイッター」として長らく話題になっていますが、より規模も大きくなり、進化しているようです。まず気になった大きなポイントを三つ、それからその他の細かい点について書きます。

ポイント1. とにかく規模が大きい
ちょうど数日前に発表された通り、「微博」の利用者はすでに5億人を突破したそうです。すごいですね。このため、本セッションでも「情報の転送スピードが速い」ほか、「(他のSNSと比較して)評価された時の桁が違う」と言われていました。例えば、郭さんが「(日本で)財布を無くした時、2日後に警察で発見された」と、微博でつぶやいたところ、2000件も「リツイート」されたそうです。(この点、本セッションでは、「リツイート」と表現されていたのですが、微博ならではの「リツイート」を表す表現ってあるのでしょうか?)

関連記事:

ポイント2. もう、「中国版ツイッター」だけに収まらない
「中国版ツイッター」として知られてきた微博ですが、その機能はどんどん進化し、企業が微博内にページを持ったりするなどFacebook並みになっているとのこと。つまり、「ツイッターと同じ爆発力があり、使い方はFacebook」(高橋さん)。

ポイント3. 中国向けだけでなく、国内の中国人向けにも使える
日本にいる中国人で、微博を利用している方は「20万人弱」(郭さん)いる。そのため、このターゲットに対して情報を発信したい場合も効果的。例えば、東京にある中国料理店「中国茶房8」では、毎月9000人ほどのお客さんのうち、微博を見て来店する方が1/6を占めるとのこと。

Img_1243
写真は、日本のお店の微博活用例

その他
・中国に対しての情報発信のためにホームページを作った場合、日本国内のサーバに情報をおくと、中国国内から閲覧する場合かなり表示が遅い。しかし、微博内のページであれば、早く表示できるというメリットがある。(岡本さん)

・まず使ってみること。5億人のユーザーがいて、日本が好きなユーザーもいる。このため、中国語ができなければ、日本語で書けば良い。(郭さん)

・情報を発信するだけでなく、情報をとりにいってほしい。一日一億人の口コミがあるのと同じ。例えば、「北京の空気」と検索すればたくさんの書き込みがある。(高橋さん)

私も、2011年にアカウントを作って以来、あまりアクティブに使っていなかったので、たまには進化した微博を覗いてみようかなと思いました。
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