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記者発表会が減った?

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先週台湾に行ってきました!台湾については、また次回以降に書きたいと思いますので、今回は広報に関するトピックです。


先日、ある新聞記者の方から、「最近、どの企業も記者発表会の数って少なくなりましたよね?」と言われました。続けて、「なぜですか?やはり、不況でどこも予算が少なくなってきたからでしょうか?」と問われました。

 

確かに、それも一つあるかもしれません。

でも、特に私が担当しているITの分野においては、「媒体数の減少、ひいては、参加する記者の減少」ということも、一因としてあると思います。クライアント側からしても、「せっかく、記者発表会を開いたのに、一人も記者に参加してもらえなかった…」ということになったら、大変です(さすがに、そこまでの例はなかなか無いと思いますが)。

 

でも、これをきっかけに、記者発表の必要性について議論ができるようになったことは、大きな意味があると思います。つまりは、以前は、トピックに関わらず記者発表会を開催していた会社でも、「このネタで、本当に記者発表会をする必要があるのか?個々にインタビューをするほうが効果的なのでは?または、重要度が低いから、リリースだけで良いかもしれません」という話し合いが生まれるようになったということです。

 

せっかく記者の方々の貴重なお時間をいただいているので、意味のある情報提供を、最適な手法で行えると望ましいですよね。これを一つのチャンスだと思って、いつもとっている手法が、本当にトピックとマッチしているのか、考えてみる良いきっかけになるのではと感じています。

 

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