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「使いやすく」「ハマる」技術とは! それは・・・

ソフトバンク孫正義社長特番で感じたこと「使う側に立って考える=スマートIT術」

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先日、ソフトバンク孫正義社長の特番を放送していたカンブリア宮殿(テレビ東京)を見た時に感じたことがある。

番組内で孫社長から以下の発言があった。

・「関所を増やしてどうする。」(携帯電話でネット閲覧中、JavaScriptを起動する時の確認メッセージが表示さた時の発言)
・一切取扱説明書なしで直感的に操作出来ないと、せっかくの良さが活きない。
・作る側の都合や言い訳は許さない。

これは、まさに『スマートIT』術で提唱していることである。

『スマートIT』術とは:
機能だけでなく「使いやすく」「ハマる」すなわち、利用者の立場に立って考える『使える』技術。
利用者がスマートにITを活用する。そのスマートな利用者の目線でモノづくり、サービス提供すること。

孫社長は使う側(利用者)に立って考えている。
良い機能が増えても直感的に操作出来ないと、その機能の良さが活きないのである。
これは、操作にストレスや違和感を与えると利用者は使わなくなっていくことを意味している。
せっかく労力とお金をかけて作ったもの、機能を活かさなければもったいない。

機能を活かす操作性のためには、

・難しいことを簡単に表現する。
・高機能をシンプルに操作する。

ことを考えていかなければならないと思っている。

以下のエントリーを参考いただき、"気づき"を感じていただければ幸いである。

◆『スマートIT』術、関連エントリー
・2010/07/21「シンプルデザイン」=「スマートIT」ではない!

・2010/07/15『さりげないサポート』・・・スマートIT術

・2010/07/05日本人が持っている”もてなし”の文化。ソフトウェア開発に取り入れてますか?

・2010/06/22入力インタフェースによる「正確さ」と「ストレス度」(マウス、音声認識、マルチタッチスクリーン、そして未来)

・2010/06/18便利な階層化、分かりにくい階層化。iPhone・iPadが売れた理由の一つがこれだ!

・2010/06/11テレビゲーム理論(『安心感』)

・2010/06/10デザインに負けない操作性との両立を目指そう!(Apple社、Google社がそうであるように)

・2010/06/02任天堂とApple社

・2010/05/26テレビゲーム理論(iPad、そしてニンテンドーDS、制限がある中で・・・)

・2010/05/13テレビゲーム理論(序論)

・2010/05/11IT業界ヒットを出し続ける企業の共通点(2)『夢中にする』

・2010/05/08IT業界ヒットを出し続ける企業の共通点(1)『スマート』

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