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ITとビジネスのおいしいところを考察 ~ ときどき開発業務改善ネタ

プレゼンの素材集は人気がある

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このブログでもパワポテクニックやプレゼンテーションについて触れてきましたが、プレゼンテーションの中でも、すぐに使えるスライド、素材(図形、アイコン、インフォグラフ)は、人気が高いです。

PowerPoint をはじめとする Office 製品からクリップアートの提供がなくなったこともあり、プレゼンで使える図形や写真へのニーズは高まる一方のようです。

先日も、『キリン ビターズで"謎の極秘資料"ダウンロード!この資料を作ったのは誰か?』でもお知らせしましたが、この PowerPoint 資料では、いくつかのイメージ写真データはキリンビールさんより提供いただきましたが、それ以外の図や絵は、私が PowerPoint の機能だけで作成しました。

余談ですが、このコラボがきっかけで、横浜、大阪、名古屋でプレゼンに関するイベントで講演をしましたし、今後も講演やその他のとても面白い企画のご提案もいただいています。皆さんも何か面白い企画ありましたら、ぜひお声がけください。

さて、本題に戻りますが、私が無料で公開したスライド、素材をご案内します。

開発に関わる多くのツール(Git, wiki, CI など)を連携させている場合、開発現場の開発プロセス、開発フローを俯瞰してまとめてみたい場合は、特に有用だと思います。

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Team Dev

これらは、以前に個人ブログで公開したものばかりですが、それも改めてこちらでもご案内しておきます(内容は、上記リンクで入手できるものと同じですが、記事内容はそれぞれ異なっていますので、どちらもあわせてアクセスいただけると良いかと思います)。

なお、フリー素材は、PowerPoint, Keynote がそれぞれに持っている「図形の合成」の機能で作っています。

苦しいスライド作成から脱却して、楽しく、楽しいプレゼンテーションをしましょう!

フリー素材として公開してみての反応をみていると、

  • クリップアートがなくなってコンテンツの表現に困っている人が多い
  • コンテンツはもっているが表現方法を持っていない方が多い
  • コンテンツも表現方法ももっているが作成する時間がないまたは、そこに労力を割きたくない方が多い
  • 特に開発プロセスなど業務で使うプレゼン資料では、これといったものがなく困っている方が多かった

ということは見えてきました(あくまで個人的な考察)。

その反面というわけではありませんが、

  • 素材公開に対する反応はとてもよい
  • 素材をダウンロードまではしてくれている
  • でも、素材を使ったプレゼンをあまり見かけない
    • 社内資料などは当然見ることができませんが、「使ったよ」といったフィードバックもあまりいただけない(※通達義務はもちろん設定していませんので問題ありません)

という状況かなと思います。

この辺りは、仕組みと気持ちのエコシステムが成立するといいかなと思いながらも、今後も試行錯誤でいろいろ試してみようと思います。

// 2016.11.14 追記

プレゼンテーション基礎講座のスライドを公開しました。ぜひご覧ください。

後日談

プレゼンテーションの書籍を出版しました

長沢智治

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