GoogleのApp Inventorで、Androidアプリ作りを楽しみましょう
先日、(「祝オルタナ6周年。私事ですが6冊目の本が発売されます」で)ご紹介させて頂いた私の6冊目の書籍「楽しく学べるAndroidプログラミング」が本日(6/24)、発売になりました。
Facebookや、Twitterで、友人・知人から、「買います」、「みんなに紹介します」という暖かいメッセージを頂いてます。ありがたいことです。
システム会社の経営者やSEの方々が多いのですが、みなさん、Andoriodアプリ開発に興味があるようです。
スマートフォンの魅力はなんと言ってもアプリです。
ゲームや便利ツール等、自分の好みのアプリをインストールして、いろいろな楽しみ方ができます。
書店にも、所狭しとAndoriodアプリを紹介する本が並んでいます。
システム会社の経営者やSEの方々が、Andoriodアプリ開発に興味を持つのは当たり前ですね。
Androidアプリの開発用には、Android SDK(Software Development Kit)というツールが無償で提供されているので、誰でも自由に開発することが出来ます。
個人で作っている方も多いと思います。
でも、「Android SDK」は、Javaというプログラミング言語を知らないと、使いこなせません。
人が作ったアプリを使うだけではなく、自分でアプリを作って楽しんだり、人に使ってもらいたい、と思っていても、Javaを覚えなくてはならないのでは、プログラミングに縁のない人たちにとっては大変です。
そこで、昨年の7月に登場したのが、Googleの「App Inventor for Android」です。
ドラッグ&ドロップで部品を置いていって画面を「デザイン」したり、それぞれの部品の機能がブロックになっていて、パズルを組み合わせるようにして「動き」をつけたり、App Inventorを使えば、プログラミングの知識が無くても、アプリが作れます。
実際に、小学6年生だった娘が、見よう見真似で、作ったこともあります。
(参考「素人でもレゴを組み立てるようにAndroidアプリが開発できるGoogle「App Inventor」、その実力は?」)
たくさんある部品の種類や、組み合わせを理解しないといけないのでは、プログラミング言語を勉強するのと同じでは?という声もありますが、「App Inventor」なら、お絵描きツール、音声を鳴らすアプリ、加速度センサー、Twitterなど、簡単な部品の組み合わせだけでも、楽しいアプリを作ることが出来ます。
ゲームは、ちょっと複雑になってしまいますが、最初は簡単なものを作って、段階的に完成度を高めていけば、無理なく作れると思います。
「楽しく学べるAndroidプログラミング」は、タイトルに「プログラミング」とありますが、あまりプログラミングとは縁の無かったような人たちに、ぜひ、「App Inventor」を使って、Androidアプリ作りを楽しんでもらいたいと思っています。
あっ、システム会社の経営者やSEの方々にも、読んでもらいたいと思ってますよー。