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兵庫県知事選は「ネットの勝利」!?

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兵庫県には驚きました。「オールドメディアの敗北、ネットの勝利」なんていう記事を多くみかけました。「SNSでデマが拡散されてそれを多くの人が信じてしまった」「いや、マスコミの方がフェイク」いろんな声があるようです。「新しい時代の選挙」「SNSは真偽が掴みにくい」という論調が多いように思いますが、でも、ちょっと、しっくりきません。

「真実かどうか」よりも、「人は信じたい(信じやすい)ものを信じる」ということは、決して、新しいことではなく、昔から変わっていないように思います。それはマスコミも良く知っていることでしょう。


そう考えると、今回のことも、そんなに驚くほどのことではないかも知れません。
「デマを信じる熱狂的な支持者」より、「改革派の知事を貶めようとするマスコミなど既得権益層」の方がストーリー的に多くの人に受け入れられた、ということのような気がします。
そういう意味では、SNSで主流になったストーリーが勝利した、ということであり、「ネットの勝利」と言えるかも知れませんが、逆に、マスメディアに対しての不信感、嫌悪感が相当、強かったので、そいういうストーリーが育まれたのではないでしょうか。

人が亡くなっているような重大な公益通報者保護法を巡る事件であるはずなのに、マスコミは「おねだり知事」などと、はしゃぎ過ぎたのでは?

~追伸~
対岸の火事のような立場で書いてしまったかもしれません。この投稿が不快に感じられた兵庫県民の方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。

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