ドナルド・マクドナルドとは誰か
(ものすごく、どうでもいいエントリ^_^;)
もちろん、誰もが知っているマクドナルドのイメージキャラクタ、ドナルド・マクドナルドです。この“名前”は三谷幸喜の映画『ラヂオの時間』にも出てきました(←笑える映画です)。しかし、これは日本での呼称でアメリカでの名前は Roland McDonald です。ドナルドじゃなくてロナルドです。
英語の名前というのは、だいたい愛称(短縮形)が決まっていて Michael だと、愛称は Mick だったり Mike だったり Micky になります。これはわかりやすい方で、Elizabeth だと途中の Liz だったり Beth だったりします。さらに Robert が(Rob というのもありますが)Bobby や Bob になったり、William が(Will だけじゃなく)Bill になったりするというのは、どういう法則なのかさっぱりわかりません。はるか昔、Microsoft の創設者の名前が William Gates と書いてあったのを見たときに「あ、本名のフルスペルは William Bill Gates なのか」と思ったことがあります(ああ恥ずかしい^_^;)。
※ちなみに本名は William Henry Gates III(3世)です。お父さんもお爺さんも Bill Gates :-)
でも、Ronald を Donald にしたり、McDonald という姓を Donald と呼び捨てにしたりはしないんですよね。おそらくはじめて日本でこのキャラクターを展開しようとしたときに「ロナルド・マクドナルドじゃ“ナルド”が重なってわかりにくい。いっそドナルドにしちまえ」と思った決めたのでしょう(←こんなにクチが悪くはなかったでしょうが)。こういうものも「訳語の苦労」でしょうね・・・ということを小椋さんのエントリ「「押下」について」で、ふと思ったのでした。