情報インフラが1年前と比べてかなり強化されました
今年は独立することを念頭に年初から情報インフラ系を強化しました。
目的は、より簡単に情報入手できるようにし、さらにデータ保全性を高めてリスクをできる限り下げることです。
当たり前のことですがデータが消えると業務が停止し、お客様に多大なご迷惑をおかけすることになります。自分自身もかなり大変なストレスに晒されてしまいます。ある程度のコストをかけたデータ保全対策が必要でした。
とは言え、7月に独立して9月までの3ヶ月間は、新しい本を執筆したり、講演活動を軌道に乗せたり、会社を立ち上げたりで、最低限の対策しかできませんでした。10月以降は時間を見つけて様々な対策を講じることができました。
この結果、1年前と比較すると、こんな感じで変わりました。
■屋外でのPC接続手段
昨年まで:ワイヤレスゲート(無線LAN) + UQ (Wifi)
今年:さらにiPhone 5でのテザリングを追加。どこでも大抵は繋がるようになりました
■データのバックアップ
昨年まで:TimeCapsule (2011年導入。不具合多発)
今年:TimeCapsuleを最新版に変更
■データ多重化
昨年まで:対策なし
今年:Dropboxを使用開始。多重化を図りました
■パソコン多重化
昨年まで:Macbook Air (MBA 13)一台のみ
今年:Macbook Pro (MBP13)に変更。Dropbox経由で家族のMBA 13とデータ同期。さらにバックアップで一昨年に購入したMBA 11に同じ環境を構築
■データ取り込み
昨年まで:対策なし
今年:Scansnap iX500導入。紙の書類を大幅削減し、どこでも見られるように変更
■プリンターとスキャナー
昨年まで:Satera MF 4120使用。大量印刷・コピーは苦手。スキャナーはMac非対応
今年:Satera MF 6780dwに変更。印刷・コピーは業務用並に高速化。Mac環境でスキャナーも対応
■Webサイト
昨年まで:オフィシャルサイトを持っていたものの手を抜いていました。モバイルにも非対応
今年:「オフィス永井」設立に伴い、HBP17で新規作成。モバイルにも対応
■情報入手手段
昨年まで:主に無償のメディア系ポータルやメルマガ中心
今年:日経電子版に加入
■その他:iPhoneで下記作業を行っています
講演の動画撮影(リハーサルと本番反省用)、名刺管理(World Card)、スケジュール管理(Google Calendar + Week Cal)
昨年同時期と比べるとややコストがかかるようになりましたが、データバックアップ・多重化や機器の冗長化により、データ保全性はかなり高まりました。
また、より質の良い情報を簡単に入手し活用しやすい環境を作ることで、仕事の生産性も高まっています。そして仕事がサクサク進められるようになると、同時に発想力も高まるようにも感じています。
日経電子版やKindleも使い始めましたし、電車での移動も多いので、できれば年内にiPad miniも導入したいと思っています。
それにしても、個人でもこれだけの環境を比較的安価に構築できる時代なのですね。基本的な情報インフラ構築の面だけを考えても、起業の壁はとても低くなっていると実感します。