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英語でコーヒータイム(13) 口約束はあてになる? You have my word.

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選挙運動で耳にタコができるほどよく聞く Pledge。固く約束するという意味であるはずなので、政治家が多用するが故に、かえって重みの無い口約束に聞こえてしまうのは皮肉なことです。

契約社会と言われるアメリカにおいて、書面で交換していない(口頭での)約束は法的拘束力がないというのが一般常識ですが、だからこそビジネスの場面で、口頭での約束が重みを持つ場合もあります。

You have my word. 
「男に二言はない。」と訳したくなるような、「約束します。」という表現です。
契約書には書かないけれど、約束するから、信用してください、というニュアンスを含んでいます。文脈によっては「私が保証します。」と訳すこともできます。

A: Would you provide the solution by next Monday?
B: We will do out best.
A: We must have it by Monday.
B: Okay. We will deliver it by Tuesday morning.
A: Are you sure?
B: You have my word.

You have my word が「約束します」ならば、「約束してもらえますか?」はなんと言うでしょうか?
Can I have your word? や May I have your word. で良いと思います。
Will you promise? よりも、このような場合は Can I have your word? の方が良いと思います。

どこがどう違うのかと問われると、うまく説明ができないのですが。
Can you promise? は汎用的な表現で、いろいろな場面で使えます。私にとっては「指きりげんまん、嘘ついたら針千本飲ます。」みたいな感じなのです。
口語では「Promise?」とだけ言うこともよくあり、その場合は「本当に?」くらいの軽い意味です。

I will call you tomorrow. (明日電話するよ。)
Promise? (きっとよ。)
Of course. (もちろんだよ。)
という恋人同士の会話にもPromiseは使えるのです。

ビジネスの場でのCan I have your word? は、「あなたが保証してくれるのですよね?」「あなた(の言葉)をアテにしていて良いのですよね?」というニュアンスがあります。

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