英語でコーヒータイム 37: 指の数
早朝ジョギングが気持ちの良い季節になりました。
「裸足感覚のランニングシューズはブレークするか?」という某社の記事を読んでいて出会ったビブラムファイブフィンガーシューズ。
奇抜な発想。
斬新なフォルム。
5本指製品は、靴下から始まって、今やジョギングシューズにまで発展しているのですね。
このシューズ、地下足袋を彷彿させると思ったら、なんと地下足袋にもスポーツジョグというジョギング用がありました。
日本のメーカー?と思ったビブラム社は、実はイタリアのゴム底のメーカーだったのですが、、、、。
さて
How many fingers do you think we have?
人間のフィンガーの数は何本だと思いますか?
10本? 20本?
正解は8本。
引掛問題でしたね、ごめんなさい。
普通、英語でフィンガーと言えば手の指。しかも親指は入らず、人差し指から小指までの計8本なのです。
親指はサム(thumb)。
そして足指はトウ(toe)。トウには足の親指も含まれますので、私達には10本のトウがあります。
サムを使った表現としては
Rule of thumb
経験則、おおまかな目安、おおまかな原則という意味です。
Not to read what the slide says is a rule of thumb of a good presentation.
(スライドに書いてあることはそのまま読まないのが良いプレゼンテーションの原則の一つだ。)
Green thumb といえば園芸の才。
I don't have a green thumb.
(私は何を植えても枯らしてしまうのよね。)
トウはバレエのトウシューズ(toe shoes) のトウです。
牽引するのトウ(tow)と発音は同じですが、綴りが違うので注意しましょう。
toe the line というイディオムもあります。規則に従うという意味で使います。
If you want to join the club, you will have to toe the line.
(このクラブに入会したいなら、規則に従わなければならないよ。)
ファイブフィンガーシューズは商品名ですので、敢えてトウではなくフィンガーを使ったのだと思います。