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世界から憧憬される骨太なニッポンになろう。カリフォルニア発日本応援歌

ロンドン便り その1

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前回のエントリーから何と4ヶ月も経ってしまいました。せっかくオルタナブログに誘ってくださった編集部の皆さん、本当にごめんなさい。なにしろ忙しかったこの4ヶ月でした。まあ、いいわけは後回しにして、、、、。

11月15日数年ぶりのロンドン、ヒースロー空港到着です。
ヨーロッパがいいなぁと思うのは、アメリカと違って、アフリカも中近東もヨーロッパ諸国も全て「ご近所」であること。即ち、常に異文化がすぐそこにあって、その異文化、異人種を認識、尊重することが当たり前に存在していることです。アメリカのご近所はカナダとメキシコ。カナダはもちろん「米語」は共通だし、ライフスタイルも文化もアメリカと類似しており(もちろん細かい点はずいぶんと異なるのでしょうが)、あまり異文化を意識させません。一方メキシコは米西戦争に先行した米墨戦争(Mexican America War)で、メキシコ割譲地としてカリフォルニア、ネバダ、アリゾナ、ユタ州を獲得したという経緯があり、現在のアメリカとメキシコの力関係を見てもメキシコを蔑視しているきらいもある。アメリカはいつも「お山の大将」意識があるのです。

機内誌の観光広告だって、アフリカ、中近東、ヨーロッパ諸国、アジアと多岐にわたって紹介しています。それに良くも悪くも、数百年の歴史を持っているところがアメリカと違います。歴史の力って大きいなとつくづく感じました。

さてアメリカ生活が長い私はクイーンズイングリッシュができません。鼻にかかったようなイギリス英語の発音に対し、アメリカ英語は名古屋弁のように聞こえるのでしょうか、なかなか私の発音が理解してもらえず、苦労することしばしば。それに同じ「English」でも米語と英語でこれほど違うかと思うほど、簡単な単語レベルで違いがあります。

例えば、エレベータはLift、出口(exit)はWay out。頭上注意(watch out for your steps)はMind your steps。高速道路はMotor way、ガソリンがpetro。数え上げれば切りがありません。

チップはアメリカではほとんど「要求されるもの」に成り下がっていますが、イギリスではあくまでも心付け、任意の行為です。

そんなこんなでかろうじて英語が通じる外国人としての今回のロンドン出張はわずか2泊。
何がご報告できるかはわかりませんが、楽しみにしていてください。

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