成城大学で講演してきました
先日、成城大学様にて講演をしてきました。2017年に創立100周年を迎える学校法人成城学園と日本IBM東京基礎研究所が"国際社会で活躍できる地球市民"の育成を目指した包括協定から、IBMは今年度から「データサイエンス概論」という講義を同大学において提供しています。毎回、IBM社員から一人講師として招き、成城大学の学生さん向けに講義を行うものです。今年度は、ビッグデータを主軸に、弊社のエキスパートが週替わりで登場しています。ビッグデータ分析やクラウド・コンピューティング、弊社のワトソンなどのコグニティブ・コンピューティングを分かりやすく説明しようと、アニメや各種映像を用いたり、実際のプログラミング体験など様々な要素を盛り込んでいます。
成城大学は、理系学部を持たない文系大学。文系の視点で科学を考えられる人材、科学的視点で文系の専門分野を考えられる人材の育成を目指されています。
私は、ビッグデータの一つであるソーシャル・メディアが企業によってどのように分析されているか、またその有効活用に個人としてどのように向き合うかをテーマに「ビックデータ時代のソーシャル・メディア」と題して講義をさせていただきました。ソーシャル・メディアの利用にあたっては、炎上などのリスクもありますが、どうすれば前向きかつ有益な利用ができるのかを説明。そして、お馴染みのこちらを学生さんにも紹介させていただきました。
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誰もが言いたいことがあるソーシャル・メディアの場で、あえて聞き役になる、これが上手に向き合う一つの秘訣です。
もう一つ、当講義の主催部門からIBMでの働き方を紹介してほしいというリクエストがあり、文系出身の私が、IBMに入社した当初はシステムズ・エンジニアとして従事していた頃の話もしました。テクニカルの分野や所謂技術職にも、たくさん文系出身者が活躍しています。フレッシュな学生さん向けにIBMでの働き方も宣伝もさせていただきました。
90分二コマの講義は、ちょっと声が枯れましたが、若い学生さんからエネルギーをもらえました。講義の最後に感想をコメント・シートに書いてもらったのですが、皆さん紙一面にびっしりと綴られており、熱いメッセージに感激しました。手書きの文字がこんなにも書き綴れているのを見るのは、何年ぶりでしょう? 「IBMのロゴ・グッズには、どんなものがあるの?」という質問をいただいたので、こちらの記事もご参照ください。 ==> 「IBMロゴ・グッズはじめました」
帰りに学生さんから教えていただいた成城学園駅前のラーメン屋さん「武道家 龍」で食事をしてきました。こってり濃厚な味で、こちらでも元気をいただきました。
現在、うちの部署にインターンで来ていただいている学生さんにも同行してもらい、ブログ記事を書いてもらいました。こちらも、ぜひご覧ください。
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文系視点で科学を考えられる人材育成へ
成城大学でIBM提供「データサイエンス概論」