祇園祭 街中がアートギャラリーの宵山に酔いしれて
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出張で京都を訪れ、ちょうど祇園祭の真っ最中でしたので、宵山と山鉾巡行を満喫しました。
山鉾に飾られた提灯が宵闇に浮かぶさまは、とっても幻想的でした。コンチキチンと祇園囃子が鳴り響き、前夜祭のムードは最高潮に。ものすごい人でしたが、その波に身を任せ酔いしれました。
宵山では、ちまきを購入すると鉾の二階部分に上がることができます。市民にも観光客にも開かれた祭だと思いました。隣接する建物から渡り廊下でつながり、鉾の二階からの眺めと乗った雰囲気を楽しむことができます。
山鉾の展示、たくさんの露店での飲食や土産物の買い物の他に、祇園祭ならではの楽しみがもう1つあります。民家の多くが通りの窓から見えるよう、その家に伝わる名宝・美術品を展示しているんです。町中がアートギャラリーになったようで、祭の喧噪を離れ、路地の家々の芸術品を愛でるのも一興と思います。
今回は、あまり写真を撮る機会がなかったので、以前訪れた際の写真を載せます。
夜の通りを歩きながら、民家から漏れる明かりをたよりに訪れると、そこにはこのような美術品の数々が。なんとも素敵ですよねえ。人ごみを避けて、夜道のアートギャラリー散策もきっと素敵な思い出になると思います。来年の宵山では、ぜひ夜の芸術探索に出られてはいかがでしょうか。
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