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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

知見を共有し研鑽することが日本の文化

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先日、岐阜県高山市で開催された第52回IBMユーザー・シンポジウムに参加させていただきました。IBMユーザー・シンポジウムは全国から選ばれた「IBMユーザー論文」を発表する場として、毎年春に開催され、IBMユーザー研究会会員企業の日ごろの活動の成果や生産性・品質の向上、標準化の促進など、他のユーザー研究会会員の参考になる事例を論文という形にまとめていただく IBMユーザー研究会の主要な活動の一つです。

企画、準備、大会運営と全てIBMの製品・サービスをお使いいただいているお客様、ユーザー/ビジネス・パートナーの皆様より行われています。IBMも事務局など裏方としてご協力させていただいております。

皆さん、本業の傍ら大会運営や論文発表の準備をされていました。このシンポジウムは、成功事例や知見・スキルを全国のユーザー研究会のメンバーで共有するもの。つまり、皆、自社ためのだけなく、日本のIT業界のために行っています。その活動には、本当に頭が下がります。めんめんと受け継がれているこの伝統は、すでに半世紀を越えています。

本年度は136編の論文の応募があり、厳正な審査により選ばれた15編の優秀論文の発表セッションが行われました。今回その15編の中の金賞に選出された方にお話をお聞きする機会をいただきました。弊社のブログにインタビュー記事としてまとめましたので、ご覧いただけましたら幸いです。知見を共有し研鑽することが日本の文化だということをひしひしと感じました。

User_ken自社のみのためでなく、全てのユーザーのために
第52回IBMユーザー・シンポジウム レポート

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