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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

未来のキッチン  コンピューターと対話しながら、今夜の献立を決める?!

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11月28日に川崎市で開催されたシンポジウム「新川崎・創造のもりから生まれる未来」の展示ブースで、未来のキッチンのデモが紹介されました。IBM 東京基礎研究所が開発した技術を活用し、自然言語を解するコンピューターと対話しながら食卓の献立を考えるデモを行いました。デモの内容が動画でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

ビデオをご覧ください


未来のキッチンのシステムには、家族構成、家族の行動パターン、アレルギー、食べ物の好き嫌い、家庭にある調理器具の種類など、様々な情報が事前にインプットされています。それを元に、現在ある食材と最近作った献立を考慮し、例えば、来週1週間の献立を提案してくれます。その後もデモは、システムのアバターであるコグニティブ君と対話しながら進みます。

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「ベーコン・スープか、美味しそうだけど、今日はお肉の気分じゃないね」と言うと、「カリフラワーのスープはいかがでしょう?」とすぐに代替案を提案。お父さんの帰りが遅くなるかも、調理時間がかからない料理は?など対話をすすめ、現在ある食材からレシピを表示します。
様々なアドバイスをしてくれる頼れるパートナーが家庭にいる感じです。一人であれこれ考えていた献立づくりや料理がより楽しくなるかもしれません。レシピ情報を電子レンジへ転送すれば、最適な調理法が簡単に設定できます。ただし、最終決定するのは、あなたです。助言を得て、ぜひ美味しい料理に挑戦してください。

会場のソリッドスクエアのロビーにあったクリスマスツリーが素敵でした。

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