IBMのアナログな傑作
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前回記事で紹介した5550の隣に展示してありました。タイプライターの印字パーツというと一文字づつアームになっていて、キーを打つとビヨーンと紙の方へ弧を描くように飛んで行くものが一般的ですが、IBMのタイプライターは、印字部分がボール状になっていてくるくる回りながら印字するというものでした。私は、利用したことがありませんが(タイプライター自体も使ったことありませんね)、先輩から話には聞いていました。
セレクトリック・タイプライターというもので、1961年に発表され、それまでの印字アームが絡まりやすかったタイプライターに比べると、かなり革新的でアメリカでは、一世を風靡したそうです。
どんな風に動くのでしょうか?ぜひ、下の動画をご覧ください。英語ですけど、ボールがどの様に動くかが一目瞭然です。タイプライターらしい、あの感じの音もちゃんとします。このメカニカルな、アナログな動きがたまりませんなあ。
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