やはり企業はVisionだと感じたAmexブロガー・ミーティング
先日、荻窪のアメリカン・エキスプレス本社ビルで開催された「賢いカードの使い方! アメリカン・エキスプレス初のブロガーミーティング」に参加してきました。日々そのほとんどの決済にクレジット・カードを使い、現金を持たない主義の私としましてはなんとも素敵なテーマです。また、学生の頃、荻窪に住んでおりましたので、それもなんとも懐かしくこの日を心待ちにしておりました。
アジャイルメディア・ネットワーク主催の会なので、司会はいつものように徳力さんです。
始め、広報の方からご挨拶がありました。こちらはお名前をエディさんと言われまして「他社電子マネーみたいでしょ」と笑いを取っていました。
続いて同じく広報の方からアメリカン・エキスプレスの歴史の紹介がありました。個人的には、このパートが一番興味深ったです。同じアメリカの会社ということもありますが、弊社IBMと似ているなあと思いました。
アメリカン・エキスプレスは、創業時は、運送業でした。社名からも分かりますね。それから金融業、トラベラーズ・チェックの発行、クレジット・カードの発行とどんどん新しい業態を開拓していきます。時代と共に変化していくその姿がうちとそっくりです。
さて、それでは今は、何の会社なのか?「サービスを売る会社」とのことです。それもメニュー化された決まりきったサービスでなく、顧客の要望に対応した決め細かいサービスです。被災地での迅速で適確なサービスを一人一人の社員の判断で率先して行っていくさまは、流石だと思いました。
それを実現させているのがVisionです。
「世界で最も尊敬されるサービス・ブランドとなる。」言葉は違えど、これもうちと精神は似ていると思いました。電話やメールなど聞こえてきた顧客の声は、すべて経営層に届いているそうです。企業を良い企業たらしめるのは、やっぱりVisionだと思います。Visionの共有とその実践がやはり大切なのだと実感しました。
続いて、本題の新しいサービスの紹介。まあ、正直、ここは日々クレジット・カードを使い倒している私には、既知のものが多かったです。ちなみに私も1991年からAMEXホルダーでして、年会費は確かに他のカードと比べると高めですが、旅行好きの私はとっても重宝しています。
意外と知られていない国際空港からの手荷物無料宅配サービス。重い荷物と成田でさよならできるこの素敵なサービスが、往路も利用できるようになりました。
空港の利用できるラウンジも増えたそうですが、これは航空会社の上級会員にとってはあまり意味がないですね。
加盟店が少ないと思われがちですが、国内ではJCBと提携しており、結構使えるそうなんです。あまりどのカードが使えるか確認せずにAMEXを出し、レシートを見たらカード会社の欄がJCBってなっていることがありました。
一番の儲けものは、スターバックスカードにAMEXでチャージできるというものでした。これは、知りませんでした。小額決済にクレジットカードを使うのは正直面倒なので、これは嬉しいです。
軽食やお酒をいただいながら後半の部に突入です。がっつり食べるじゃなく、お食事も上品です。(笑)
後半は、ANAわかりやすいニュース配信でお馴染みの鳥海 高太朗さんによる賢いカードの使い方講座。新しい羽田の国際線ターミナルからの旅は、快適なようですね。私、まだ新ターミナルへは行ってないんです。早く羽田から旅立ってみたくなりました。
鳥海さんが、羽田からANAの初便でLAに向かった際のレポートが日経トレンディネットに掲載されています。分かりやすくて面白いです。向こう発も深夜なので、帰る日も有効に使えるかもしれませんね。
日経トレンディネット
「羽田深夜便」は本当に快適か? 乗ってわかった“10のこと”
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