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キャッシュレス生活の実践 (3)芸術の秋、美術鑑賞もキャッシュレスで

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アメリカやヨーロッパに行くと、当たり前のように美術館・博物館でクレジットカードが使えます。日本では、どうして使えないのかなあと思っていましたが、最近では使える場所も増えてきています。この秋、芸術鑑賞もキャッシュレスで行きましょう。心を豊かにしながら、マイルやポイントを貯めちゃいます。

日本で最もキャッシュレスな美術館は、上野の国立西洋美術館です。高額な商品を置いているミュージアム・ショップは当然として、ここでは窓口でクレジット・カード、電子マネーが使えます。入場券もキャッシュレスで決済できるのです。ここでは、UC、Master、VISA、SAISON、JCB、AMEX、Dinersと主要なブランドのクレジット・カードが利用できます。また、上野駅に至近ということで、電子マネーのSUICA/PASMOが使えます。

さて、現在、国立西洋美術館では、デンマークのフェルメールと称される「ヴィルヘルム・ハンマースホイ」展が開催中です。こちら、先日、行ってきましたが、誰もいない部屋、後姿の女性がとても印象的でした。素晴らしい美術展です。お薦めです。

六本木ヒルズの森美術館、森アーツセンターギャラリーの両美術館では、Edyが使えます。六本木ヒルズタワーの展望台にも入れるセット券もあります。森美術館では、「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」展と「MAMプロジェクト008:荒木珠奈」展が開催中。森アーツセンターギャラリーでは、10月25日(土)から金を使った美術品を集めた「ゴールド」展が始まります。

現金しか利用できない美術館や博物館の展覧会にキャッシュレスで行くには、チケットぴあやイープラスなどのWebサイトでクレジット・カード決済でチケットを購入する方法もありますね。

クレジット・カード決済で、さらに前売り料金より安くチケットを入手する方法もあります。もし、あなたがクラブオフの会員であれば利用しない手はありません。クラブオフは、企業の福利厚生や会員制度の付帯サービスとして利用できることが多いです。僕は、オリンパスのデジカメを買ってユーザー登録した際に、クラブオフに入会しました。この会員組織、ホテルや旅館なども安く利用できるのですが、僕は、もっぱら映画のチケットや展覧会のチケット購入に利用しています。例えば、現在開催中の「フェルメール展」ですが、当日料金1,600円(前売:1,400円)がクラブオフでは、1,300円で購入できます。クレジット・カード決済で、自宅に郵送してくれます。送料もなんと無料。送られてくるチケットは、通常の市販のチケットと同じです。あなたが入会している会員組織でクラブオフのサービスが利用できたらのぞいてみてくださいね。

芸術の秋、キャッシュレスでマイルを貯めましょう。

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