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技術で勝って、商売で負けていませんか?

技術で勝って、商売で負けていませんか?

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smaller_businesses.jpgのサムネイル画像今日のタイトルですが、

「技術で勝って、商売で負けていませんか?」

これは筆者の拙ブログの副題で使っている言葉です。

読んで字の如くですが、この副題を選んだ理由として、マーケティングの重要性をテーマに投稿内容を書いていきたい、という想いが背景にありました。

と同時に、影響を受けた、とある著名人の言葉がありましたので、本日はご紹介したいと思います。

元グーグル日本法人社長の辻野晃一郎氏(ソニーの元技術者)より
「グーグルもアップルも成功したのは経営。技術は日本にあった」

同氏の上記の言葉に付け加えるとしたら、"マイクロソフト(MS)も"ということになります。

どうして日本の企業は、上記の現象の背景にあると思われる「マーケティング下手」に陥ってしまうのでしょうか?
理由としてよく語られているのが、

  • 英語圏の国ではないから
  • 経営者がMBAを取得してない人が多いから
  • 日本だけで十分な人口に裏打ちされた内需が期待できるから

などが挙げられることがほとんどです。

筆者が考えても、上記の3つの要素には十分賛成できる根拠があります。
ところが、これらの要素に加えて、いやそれ以上に重要な要素が他にあるのかもしれません。

つまり、
「お客さま志向」の経営ができていないから

この理由によって、すべてが説明できてしまう気がするのです。

筆者の当該ブログでは、このようなテーマについて考える機会の提供、というスタンスで今後とも書き進めていきたいと思っています。

脱線することも多くありますが、どうぞ今後ともお付き合いください。

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