サークルKが無くなるという哀愁
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この地方特有のコンビニ事情に、昔からサークルKの店舗数が非常に多い、という特徴が挙げられます。
それこそ、周辺にコンビニが5店舗あるとしたら、4店がサークルK、1店がローソンといった比率でしょうか。
事例を10店舗まで増やすと、6店がサークルK、ローソンが2店、セブンイレブンが1店、ファミリーマートが1店といった比率を想像してください。
少しだけ大袈裟な比率になりましたが、これくらいサークルKは多いということです。
だからこそ、15年くらい前にまだセブンイレブンの出店があまり進んでいなかった頃は、他の地方が羨ましかったくらいです。少々サークルKばかりの状況に飽きていたのです。
ところが、ここ1〜1.5年前くらいから再びサークルKに行く機会が増えてきました。品揃えに特有の味があり、何か親近感を覚えるのです。他の3強とは少し違う感じがするのです。
ユニーホールディングスのマーケティング担当の実力が急に上がったのでは?とさえ思えていました。
せっかく再びサークルKへの帰結?志向が戻ってきた矢先の、ファミマとの統合決定です。さらに打撃を受けたのは、コンビニ事業はファミマに店名を含めて取り込まれるようなニュースを聞いたときでした。
サークルKのオーナーの間でも、慣れ親しんだブランドが消えるのは寂しい、という意見が多く挙がっているようなのです。
両社の意向には、何かにつけて伊藤忠商事の岡藤社長の考えが影響するようなのですが、何とか特に品揃えをファミマ一色に染め上げるのではなく、サークルKの良さも残す方向で新体制に移行していただくことはできないものなのでしょうか?
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