ジョブズの言葉〜イノベーションについて
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株式時価総額が世界一でブランド力もトップクラスのアップル社ですが、創業者であるスティーブ・ジョブズが生前に残した言葉には、含蓄のある表現が多くあります。
中でも筆者が今日ご紹介したいのは、イノベーションに関する言葉です。
「(イノベーションを起こす)仕組みは、そんな仕組みなんて持たないことだ。だからといって、我々に手順がないという訳ではない。アップルは非常に規律のしっかりした会社で、素晴らしい手順を持っている。だが、(イノベーションを起こす秘訣は)そこでもない。」スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉より抜粋
彼が考えるイノベーションがどこから生み出されるのか、については以下のようにも言及しています。
「イノベーションが生まれるのは、人々が廊下ですれ違って話をしたり、夜の10時半に電話をかけあったりするところからだ。」
「話すのは、新しいアイデアだったり、それまで考えていた問題解決法の落とし穴に気づいたからだったり。」
「かつてないクールなアイデアを思いつき、他の人がどう思うか知りたいからと、適当な6人を集めてきてミーティングということもあるだろう。」
以上のように、ジョブズが語るイノベーションについての生み出し手法には、決まった型はなく、思いついたときに思いついた場所で人と話をすることに尽きるのだという意見です。
筆者にとってもこの辺りの考え方には同調できます。
仕事デスクの前のいつもの椅子に座ってどれだけ考えても思い浮かばなかったアイデアが、別の行動の合間にふと思い浮かんだ、という経験があるからです。
もちろんジョブズが凄かったのは、思いついたアイデアについて強い信念を持って、具現化してきた、という点に尽きるのだと思います。
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