IoT導入の動きは鈍いのか?
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昨日はお客さまの企業さんに出向き、「IoT関連」のご提案をしてきました。
その中で話題に出たのが、業種は違っても多くのサプライヤー企業は、IoT関連の仕事に期待をして準備を進めている、というものでした。
一方で、ユーザ側企業でも興味はあっても必要性や導入への緊急性を要する興味はまだ無い、という意見も出ました。
出されたいずれの意見にも筆者は納得をしたのですが、ここで興味深い記事が先日の日経新聞に掲載されていましたのでご紹介したいと思います。
日本政策投資銀行の柳正憲社長によれば、
「経営者に『IoTをどうするか?』と聞くと、NECなど一部を除くと反応が悪い。」
というのです。
筆者は当日の記事すべての中でも、"この一文"にだけは一番に注目しました、と言っても言い過ぎではありません。
なぜ顧客企業は、IoT導入の動きが鈍く、様子見が多いのでしょうか?
原因としては、世の中の動き、景気の先行きを見ている最中で、投資判断が働かない、という理由が大きいことは容易に想像できます。
少しずつサプライヤーの数も揃ってきていて、後は導入の決断をしてもらうだけ、という状況にはなってきていますが、腰が重いように感じられます。
ただ守り一辺倒の経営では立ち行かない時代になってきましたので、そろそろ攻めの投資への決断をしていただい方がいいに越した事はありません。
残された時間はもうそんなに長くない、という認識も必要だと考えています。
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