日経TESTって何?
日本経済新聞社(日経新聞)は、報じられたように、英国の有力経済紙フィナンシャル・タイムズ・グループ(FT)を8億4400万ポンド(約1600
このニュースが、世界中を驚かせたことも付記しておきましょう。それくらい、英FT社は知名度の高い名門だからです。
ただ今回は日本経済新聞社について直接触れる訳ではなく、同社が年に2回実施している「日経TEST」についてです。
私は何も日経新聞の回し者ではなく宣伝する訳ではありませんが、このテストが純粋に好きです。テストで問われるのは"経済知力"についてです。聞き慣れない言葉ですが、同社によると経済の基礎知識をベースにして実際の仕事に生かすことができるか?という点について客観的に学力診断するということです。
受験者も増えてきているようで、全社的に社員の自己啓発のために受験を促している企業もあるようです。もちろん獲得した点数を元に社員の評価もするのでしょう。さらに、リクルート活動をしている学生が受験して入社を希望する企業の面接で点数を提示する、という事例もあるようです。
私がこの試験の存在を知って初めて受験したときはあまり点数が取れませんでしたが(全国の平均点より少し上くらい)、その後において自分なりに研鑽して少しだけ高得点が取れるようになってきました。(今の点数は100人いたら2位くらいの出来)
課題は明確です。事務局からフィードバックもされてきますが"ファイナンス分野"が弱いのです。あまり点数が取れていません。この弱点を克服できれば更なる高得点を狙えるのだと認識しています。(今のままではフィンテック分野の仕事には進出できませんね)
ただ自分に少しだけ自信を与えてくれたのは、友人の日経新聞社に勤める正社員から、高得点を取るコツを教えて欲しい、と言われたことです。このリクエストにはさすがに私も驚きましたが、本家本元さんを相手にして自信を深める結果となったのです。
人間が自信を持つきっかけは様々ですが、同じ人間との関わり合いの中で膨らんでくることが多いのだとあらためて実感したのでした。