議論を尽くすということ
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昨日のニュースでも取り上げられていた、集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障関連法案が、最終的には参議院の特別委員会で可決されて、参議院本会議に送られていきました。
私が思ったのは、午前中の国会議員たちのやりとりです。可決を少しでも遅らせるための方策でしょうが、委員長の不信任動議が野党側から提出されて、一時、午前中の審議が完全にストップしてしまい、再開が午後まで延長されるという事態に陥ったことに対しての不信感です。
与野党ともに、どうしてこういう手法、荒っぽい方法に頼ってしまうのでしょうか?
私が望んでいるのは、徹底的に議論を尽くして欲しい、ということです。
こうした時間があるのなから、無駄なく議論に費やして欲しい、という考えです。
今回の法案については、かねてより政府による国民への説明が足りなくて、内容が伝わっていない、という指摘がありました。
我々が正式な選挙で選んだ政治家たちですので、彼ら彼女らに委託して国政を進めて貰うという意見に異論はありませんが、進め方に異議があると思いました。
いずれにしても、大事な内容を決めようとしている訳ですから、急ぐことなくじっくりと意見を戦わして欲しいと願うばかりです。
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